背景の処理

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先日撮影したセイタカシギでございます。
セイタカシギが背景から浮き上がって良い感じに見えますが、レタッチで処理しております。
DA★300のボケはイマイチなので、この様なシーンだと背景の草類がうるさい背景を作ってしまいます。
美しいセイタカシギちゃんなので、うるさい背景は嫌だ!
という事でレタッチの手順を紹介いたします (^^
色々なやり方がある中の1つの方法としてお読み下さい。
フォトショ遊びをしながら自分なりに効率の良い方法を探すのもまた楽しいものです (^^

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Soft Focus

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本日もフリーで使えるプラグインの記事 (^^
今回はソフトフォーカスを作ってくれるプラグインです。
Photo-plugins
 http://www.photo-plugins.com
Soft Focusのページ
 http://www.photo-plugins.com/Plugins/Plugins/Soft-Focus.html
ダウンロードページ
 http://www.photo-plugins.com/index.php?option=com_docman&task=cat_view&gid=68&Itemid=43
ダウンロードしたzipファイルの中にある ppsoftfocus.8bf をフォトショのプラグインフォルダに
放り込むだけでOKです。
32bitプラグインですので、64bitフォトショでは動作しません。
使い方のコツなども交えて紹介します。

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ReDynamix

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眠い画をちょっとだけドラマチックにしてみます (^^
夕方の斜光なのに、オリジナルの画は防波堤の影が出来てないほど眠い画。
夕陽が雲に隠れていたからなのですが、扉の画はフラットな斜光でなんとも眠い画でございました。
その画にメリハリをつけてみます。
この方面では Photomatixや Topaz Adjustが有名どころですが、別のツールを紹介してみます。

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シャープネス処理

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連日のフォトショネタですが、お付き合い下さいませ (^^
今回はシャープネス処理です。
シャープネス処理はある程度は現像レベルでも行いますが、細かい処理はフォトショで行っています。
精細感が欲しい部分だけにピンポイントでかけることが多いからです。
シャープネス関係でよく使われているのが、フィルターメニューのシャープにある 「 アンシャープマスク 」 です。
最近は 「 スマートシャープ 」 を使う方も増えたかもしれませんね。
それらを使わず、他の方法でシャープネスをかける方法がありまして、それの紹介でございます。
それは 「 ハイパスフィルター 」 を使ったシャープネス処理でございます。

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レイヤーマスク

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レイヤーマスクと合成モードで写真を仕上げる方法を書いてみます。
レイヤーマスクを使った事が無い方用の記事ですので、日頃からお使い頂いている方は華麗にスルーを (^^
クイックマスクで範囲選択して様々レタッチするのは簡易ですが、選択範囲の保存をしないと後戻り出来ない処理に
なります。
レイヤーマスクを使うと効果が及ぶ範囲をいつでも変更できますので、丁寧なレタッチをする場合はこちらがお勧めです。

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プラグイン #3

20111217-1.jpg
プラグインの紹介3回目はトーンカーブのプラグインです。
エレメンツには搭載されていないので、エレメンツユーザーは嬉しいのではないでしょうか。
トーンの調整(補正)にトーンカーブが使えるのと使えないのでは作業効率がまるで違います。
トーン調整はトーンジャンプ等を最小限にするため 16bitチャンネルモードへ切り替えて調整しますが、旧バージョンのフォトショはレイヤーが有ると 16bitチャンネルモードへ切り替えられません。
ですので、ゴミ取りなど様々なレタッチを施す前にトーン調整は先に済ませてしまいましょう。
ゴミ取りやNR処理等のレタッチが済んでから画像を統合し、16bitチャンネルモードへ切り替えて調整することもできますが、明度等を上げるとノイズなども増えるため、2度手間になる可能性があります。
※エレメンツは ACRで現像直後のみ 16bitでチャンネルモード調整できます。
16bitチャンネルモードで調整レイヤーが使えるバージョンは調整レイヤーを使った方が良いです。
調整レイヤーであれば、レタッチの途中で何度でも調整し直す事ができます。
現像ソフトである程度追い込んでおけばトーンジャンプするほどの調整はしないと思いますので、8bitチャンネルモードで調整レイヤーを使っても大丈夫 (^^
※エレメンツにはトーンカーブが装備されていませんので、調整レイヤーでトーンカーブは使えません。
それでは SmartCurvesプラグインを使ったトーン調整の例をご覧頂きましょう (^^
SmartCurves
http://free.pages.at/easyfilter/curves.html

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プラグイン #2

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前回に続き、フリーのプラグインをご紹介。
今回紹介するのは扉のちびっ子を柔らかくハイキーに仕上げた Bleach Bypass PRO というプラグインです。
Bleach Bypass とは銀残しの事で、普通に使うと銀残し風の画になります。
でも扉の画は銀残し風ではありませんよね? (^^
このプラグインが持っている機能を使って、柔らかな表現を作ってみたのでございます。
銀残しは現像ソフトでそれらしく作れますので、その機能はとりあえず無視。
このフワフワ写真が作れるところに惹かれましたw
Bleach Bypass Pro (BBPと略します)
http://www.redpawmedia.com/bbpro.html
それでは作業した手順を紹介いたします。

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プラグイン #1

20111215-1.jpg
本日より数回に渡ってフォトショ関連の記事を書きます。
ある事がしたくてプラグインを探しておりました。
使いたいプラグインは見つけられませんでしたが、フリーで使える良いプラグインを幾つか見つけたw
なかなか使えるプラグインなので、1つずつ紹介していこうと思います。
今回はノイズ除去のプラグインです。
Neat Imageや Dfine、Noise Ninjaなど様々有りますが、全て有料です。
で、フリーで使えるプラグインがこちら。
Freeware Boundary Noise Reduction
http://www.colormancer.ca/free/download-filters/noise-reduction.htm
このプラグインは 32bit、64bitの両方が同梱されておりますね。
では使ってみましょう。
以降 FBNR と略します。

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パープリン除去

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これはだいぶ前に撮影したデイゴの花。
FAレンズは時としてハイライト部にパープルフリンジが盛大に出ます。
紫のオーラが良い味を出すこともあるのですが、殆どの場合邪魔。
扉の画は枝のハイライト部に出たパープリンを除去したものでございます。
ということで、パープルフリンジを取るアクションをご紹介いたします。
今回の記事はフォトショップをお持ちの方にしか役に立ちません。
パープルフリンジ除去の手順をアクションで組んでいますし、フォトショップにしか無いコマンドを
多用しているからでございます。
それでは実例からご覧頂きましょう。

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7DのNR処理

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お友達ブロガーの pattanさんに約束した NR処理の記事 (^^
今回は CANON EOS 7Dで撮影した画を使って NR処理してみます。
なぜ PENTAXユーザーが 7Dの NR処理をするのかw
それは pattanさんが 7Dユーザーだから。
実感をもって読んで欲しいと思い、これまたお友達ブロガーである Jerryさんにお願いして、高感度のサンプルを
撮影して頂きました。
Jerryさん┏O)) アザ━━━━━━━ス!
意外と言っては失礼ですが、思ったよりもカラーノイズが少なく、質の良いデータでした。
RAWからの NR処理前提ですけど (^^
このセンサーなら輝度ノイズの調整だけで良さそうです。
同じ被写体を同じシーンで撮ってみないと何ともいえませんが、感覚的にはK-5より 2/3段程度ノイズが多い感じ。
撮像素子の開発時期と総画素数から考えてこんな感じでしょうね。
どれだけ高感度に強い機種でも高ISO撮影をするとディテールが崩れるので、フル解像度の画は破綻します。
リサイズしないと辛い画になるので 7Dの ISO3200なら 1800px~2400px程度までリサイズする前提で
記事にします。
1800pxというのはキングサイズ(ハガキサイズ)にプリントする時の解像度。
1800pxで僅かにノイズが乗っている程度なら、プリントでは気になりませんので。
逆に徹底的にクリーニングするとノッペリとしたCGの様なプリントになりますw
まずは結果からご覧頂きましょう。

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