RAW現像 #5

20110629-1.jpg
K20D TAMRON 90mmF2.8 [ F2.8 1/500 ISO100 ]
RAW撮影していて心の底から良かったと思った事を書いてみます。
私がRAW撮影しかしないのは写真のクオリティーを上げたいからなのでございます。
トーンもそうですが、ノイズの緩和や精細感のアップなどカメラ(メーカー)のお仕着せではなく
全て自分で決めたいから。
RAW撮りだと現場では ピント・アングル・露出 だけに集中すれば良いのでございます。
このメリットは計り知れないぐらい大きいです。
特にBM撮影では仕上げ設定を追い込んでいる暇はありません。
あっちゅーまに色が変わってしまいますので (^^
もう一つのメリットは残念な写真が救済できる事ですね。
今回はブライダルのスナップ写真で残念だったものを救済した例を貼ってみます。
扉の画はLRで現像したスイレンです。
LRのデフォルトはややあっさり系というかナチュラルですね。
個人的には少々もの足り無いのですが、淡い色の花を現像するときにはベースとして最適な感じです。

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RAW現像 #4

20110628-1.jpg
K20D TAMRON 90mmF2.8 [ F2.8 1/60 ISO200 ]
私が「RAW撮影すれば?」 と勧めた友人Aから質問が来ました。
エレメンツはどう?
う~む。 本気で使ったことがないので、細かい所までは分かりません。
ということで 30日間のお試し版を再度インストールし、使ってみました (^^
インストールするのは仮想PC( Windows Virtual PC )へ。VPCは変更を破棄できるので、お試し版を入れるのに最適でございます。
インストールしてタップリ遊んだら変更を破棄する。
破棄するとお試し期限もクリアされるので、何度でもインストール可能なのですw

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RAW現像 #3

20110627-1.jpg
K20D DA21mmF3.2 [ F8 1/1500 ISO100 ]
RAW現像の 3回目はちょっとだけ高度な内容で (^^
レンズの収差はいろいろありますが、最も気になる倍率色収差を軽減する方法です。
倍率色収差は等倍でチェックするともの凄く気になる収差です。
では等倍じゃなければ関係無いかと言えばそうではなく、縮小してもしっかり分かります。
これだけは無くしたい収差のトップバッターでございますw
あとは湾曲収差とパープルフリンジが気になりますかね。
湾曲はレンズの味と言うことで許容できますが、パープルフリンジは要りませんw
修正方法の前に簡単ですが、現象だけ解説しておきます。
【倍率色収差】
 レンズの周辺部で目立つ色ズレ。
 これは絞っても改善しません。
 特に広角レンズで顕著に出ます。
【湾曲収差】
 レンズの周辺に行くにしたがい、直線が直線として表現出来ない収差。 (魚眼を除く)
 タル型(主に広角系) 糸巻き型(主に望遠系) 陣笠(ズームに多い)
 水平線が曲がるので、表現としては美味しくない。 (魚眼を除く)
【パープルフリンジ】
 ハイライト部分に現れる紫色の偽色
 絞れば改善する事が殆ど。
これらを修正する方法を図解してみます。
LRと略しているのは Lightroom 3 の事です。

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RAW現像 #2

20110626-1.jpg
K20D DA15mmF4 [ F8 1/750 ISO100 ]
RAW現像の実践編でございます。
といっても複雑な事はせず、基本的な内容です (^^
様々な現像ソフトを使ってみましが、現在主力として使っているのは
・SILKYPIX Developer Studio Pro
・Adobe Camera Raw ( CS5の RAW現像モジュール )
・Lightroom 3
でございます。
どのソフトにも一長一短があり、全機能まとまったソフトがあればな~ って感じです (^^
他にも PHASE ONE Capture One や DxO optic pro など沢山の現像ソフトがありますが、
色の出方や操作性、現像の後クオリティーなどから上記3ソフトに落ち着いております。
さて、現像作業の進め方です。
基本的に大事なパラメータほど上や左に配置されているので、順を追って設定して行く感じです。
あくまでも私なりの方法ですので、自分がやりやすい現像の手順を作り上げて下さい。
ただし、露出とホワイトバランスについては大まかでも構いませんので、一番最初に設定しましょう。
露出やトーンが変わるとやノイズリダクション(シャープ処理含む)がやり直しになってしまいますので (^^
今回は Lightroom 3 での調整を例にします。

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RAW現像 #1

20110625-1.jpg
K20D COSINA 24mmF2.8 [ F2.8 1/90 ISO1100 ]
本日より数回ほど RAW現像の記事を書きます。
友人から
 「 オートで撮ると居酒屋で赤く写る 」
 「 仕方無いのでWBを電球に設定して撮った 」
 「 電球に設定したのを忘れて翌日撮りまくったら大失敗した 」
 「 なんか良い方法は無いか 」
と相談されました。
RAW撮影している方だとこんな失敗はありませんよね。
 「デジイチで撮影しているんだからRAWで撮れば?」
とアドバイスしましたが、現像の仕方がよく分からないとのこと。
RAWで撮ったことはあるがどこを触って良いか分からず、調整無しでそのまま現像したそうですwww
秘密基地で記事にするので、それを読むように言ってあります。
ということで、今更の内容ですが現像ビギナー向けで数回ほど記事にします。
これからRAW撮影をやってみようかと思っている方向けの基本的な内容になります。
既にRAW現像を行っている方には役立たない内容だと思いますので、突っ込まずに華麗にスルーを (^^
まずはRAW撮りで最も恩恵のあるホワイトバランスの修正から。
といってもフルオートですけどw

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夕景の現像

20110624-1.jpg
K20D DA15mmF4 [ F8 1/4000 ISO100 ]
最近は撮りに出ていないので、未現像のRAWファイルを現像していました。
たぶん秘密基地には貼ってないと思うのですが ・・・ 記憶が曖昧w
JEPGになってる画がないので、たぶんまだ貼ってないかな (^^
扉の写真は雲のディテールを出そうとしてちょっとだけ頑張ったやつ (^^

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美・スイレン

20110623-1.jpg
K20D TAMRON 90mmF2.8 [ F2.8 1/60 ISO100 ]
う~む。 やはり綺麗です。
熱帯睡蓮に魅了されて2年。
飽きないどころか益々好きになっております。
優しい色から情熱の色まで様々なカラーがありますし、グラデーションも綺麗。
で、やっぱりスイレンの魅力は・・・

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可愛い蛾

20110622-1.jpg
K20D A50mmF2.8 Macro [ F2.8 1/90 ISO100 ]
だいぶ前に撮った写真ですが (^^
雨が打ち付ける窓にこんなのが止まっておりました。
伝説のケサランパサランか? とか思いましたが、蛾ですよねw
1.5cmぐらいの可愛い蛾でございます。
どんなお顔か拝見してみましょう~

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らぶり~♪

20110621-1.jpg
K-5 DA★300mmF4 [ F4 1/180 ISO280 ]
おー! のー! なんてらぶり~なんでしょう~~~!
こりゃたまらん!!! (^^
子分たちの子育ても二回り目に入った感じで、また赤ちゃんが来るようになりました。
今回は甘雪のかけらとコラボです。
野生の子分たちの生き生きとした姿が見られます (^^
甘雪のかけら

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サニークロス

20110620-1.jpg
K-5 DA21mmF3.2 [ F5.6 8sec ISO100 ]
サニークロスで夜景を撮るとどんな感じになるかテストしてみました。
お~ サニークロスのキラキラは派手でいいですね~
街が輝きます (^^
このキラキラ具合は是非とも大きな画像で見て頂きたいです。
3600×2400の特大画像
小さくて明るい点光源だと光芒が細く長く出るのでカッチョイイですね~
でも月のような面のある光源だとイマイチ。
太くてカッチョ悪いです。
月の光芒だけレタッチで消し去りたいw
これは近くにある外灯とかも同じで、太い光芒が出てしまいます。
太い光芒好きがいたらごめんなさいですが、私的には好きではありません。
ついでに 絞りの光芒 vs クロスフィルターの光芒 の比較もしてみます。

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