K20D FA77mmF1.8 [77mm F8 1/1600 ISO100 ±0EV]
【トーンの豊かさ】
今夜より描写関係について語っていきます。
評価とか感想ではなく “語る” です (^^
FA Limitedはトーンが柔らかくなだらかに変化していきます。
真っ赤と真っ赤に近い赤をちゃんと表現してくれるのです。
その美しいトーンは官能的でさえあります。
とりわけ FA77はボケが大きいという事もあり、グラデーションの美しさは群を抜いています。
花を撮っても良し、人物を撮っても良し、どんな被写体もアートへ変身させます。
あらゆるフォトグラファーをファインダーへ釘付けにする魔性のレンズなのです。
ある方は 『FA85は上品なすまし汁』 『FA77は極上のなめこ汁』 と表現しておりました。
FA77は色乗りが良く発色も良いので、言い得て妙でございます。
今夜貼った夕景のオレンジ、夕日のあるハイライト部分から周辺のオレンジへ
なだらかに繋がって破綻を微塵も感じさせません。
フル解像度で見ても美しく繋がっています。
もしトーンジャンプして見えた場合、ディスプレイの表示能力の問題だと思います。
私のメイン現像環境であるディスプレイだとトーンジャンプは全くありません。
自宅ノートPCだとグラデーション部分が微妙にトーンジャンプしています (^^
普段272Eをよく持ち出しているのですが、マクロしないとわかっている日はこのレンズを持ち出します。
それほどに信頼し、満足できる結果の写真を残してくれるレンズなのです。
最短撮影距離は70cmと焦点距離なりなのですが、あと20cm寄れたらと思います。
唯一惜しいと感じている部分です。
現在のサイズ・外装で FA77mm Limited Macro なんて出たら飛びつきます (^^
レンズ別
FA77第一夜
K20D FA77mmF1.8 [77mm F2.8 1/500 ISO100 -2.0EV]
【世界一美麗なプロポーション】
本日よりFA77の五夜企画をスタートします。
第一夜はFA77の容姿などについて語ります (^^
宅配で届いてまず感動したのはその容姿の美しさでした。
なんて美しいレンズなんでしょう。
これまで数々のレンズを見てきましたが、こんなにも美しいレンズは初めて見ました。
グッドデザイン賞が道を開けるほどの美しさです (^^
ネットで評判は確認していたのですが、容姿だけ見ても良い写真が撮れそうな予感が漂っていました。
その予感をアルミ外装が更に引き立てます。
前玉から覗き込むと前玉の美しい事!
外装いっぱいまで前玉が埋まっています。
Aポジションを解除し絞りを開放にして覗くとガラスの塊感にゾクゾクします。
う、美しすぎる ・・・ 何百カラットあるかわからない宝石です。
吸い込まれそうになります (^^
外装を堪能した後カメラへマウントしてファインダーを覗いた時に衝撃が走りました。
な、なんですか!!! このファインダー像は!!!
『うおぉ~~~~~っ』と叫んでのけ反りましたよ。
ファインダーを覗いてのけ反ったのも声を出したのも初めての経験です。
いい画が撮れると確信しました。
というか撮れないワケがないと思いました。
冬の空
懐かしむ
逆光
K20D TAMRON 90mmF2.8 Macro(272E) [180mm F2.8 1/6 ISO100 -2.0EV]
新年の通常記事初めは逆光について書いてみます。
私は尋常じゃないほど逆光好きです。
何を被写体にしてもまずは逆光側に回り込み、アングルを探します。
花も人物撮影も全てです。
逆光側でアングルが作れないと斜光側へ移動し、最後に立つのが順光側。
順光だと立体感のない写真になりがちで、ドラマが生まれにくいんですよね。
この水滴も逆光側から撮っています。
順光だとまずこの様には撮れません。
印象的な画を撮りたいと思っている方は逆光好きになってみて下さい。
新境地が開ける事間違いなしです。
※180mmとなっているのは272Eへマクロテレプラスx2を装着している為です。
前夜祭?
K20D FA77mmF1.8 [77mm F2.8 1/1000 ISO100 +0.5EV]
今年最後の更新。
本年はブログを開始したり、ネットでの友人が増えた楽しい年でした。
来年も沢山の写真を撮りますので、引き続きご訪問いただけると嬉しいです。
ご訪問いただいたみな様、とりわけコメント頂いたみな様へ感謝いたしております。
ありがとうございました <(_ _)>
そろそろリクエストいただいた FA77祭りしようかな・・・
トマト♪ちゃんに余裕が有る時じゃないと意味がないので、
勝手に前夜祭で一枚ペタッw
いつからスタートしようかな (^^
2009年最後の写真はインパクトが有るヤツがよかったかな・・・