家族

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K20D FA31mmF1.8 [31mm F11 1/500 ISO100 ±0EV]
こんな場所を散歩できるのは幸せですね~
いつもの撮影場所なのですが、家族連れの散歩、カップルのデート、
学生の下校などいろいろな人たちが通り過ぎていきます。
そんな中、私はひたすら夕景とBMを狙っているのです (^^
今日は素敵な招待状が届きました。
詳しくは明日の記事にします。

カジュアル

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K20D DA21mmF3.2 [21mm F11 1/250 ISO100 -0.5EV]
ここは米軍関係者用のレストランなのですが、パス無しでゲートを通過できます。
建物の向こうはヨットハーバーになっており、たまに夕日を撮るロケ地です。
DA21って扱いやすい画角なのですが、やっぱり広角なんですね~
このぐらいの建物撮りには最適に感じます。
気楽に使えるカジュアルなレンズですね~

さわさわ

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K20D TAMRON 90mmF2.8 Macro(272E) [90mm F2.8 1/1000 ISO100 ±0EV]
本日は天気が良く日も照っていたので、最近はまっているミツバチを撮りに行きました。
行きましたと言うほど遠くなく、歩いて2分 (^^
今日も一生懸命花粉を集めていましたね~
まさに一心不乱!
花粉を沢山抱えていますね~
今日はある事が確かめたくて・・・ やっちゃった♪
ある事とはこれ
http://delphian.seesaa.net/article/138101613.html

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パース

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K20D DA15mmF4 [15mm F8 1/2 ISO100 -1.5EV]
久しぶりに青いのを貼ります (^^
12月にBMを捕獲したときにいつものアングルを狙ったところ
椰子の木がざん切り頭になっており残念でした。
そのおかげで凪の海とBMが撮れたんですけど・・・
この椰子の木 5mぐらいの高さしかないのに凄く大きく見えますね。
広角マジックです。
椰子の木とたたずむ女性との距離は約 5m。
それだけしか離れてないのに椰子の木が 10mぐらいの大きさに感じます。
広角ならではの表現が楽しいですね~

ナイスの精

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K20D FA77mmF1.8 [77mm F5.6 1/500 ISO100 ±0EV]
知らない方には意味不明な 『ナイスの精』  (^^
大きな姿で現れてくれました!
髪は短髪で顔は黒でしたか~ (^^
ラオウっぽくも見えるな・・・
右上の形が左拳を突き出したように見えるw
手前の凄く薄い雲も不思議な感じですね~
流石ナイスの精!

ふわふわ

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K20D TAMRON 90mmF2.8 Macro(272E) [90mm F5.6 1/500 ISO400 ±0EV]
連日のミツバチでございます (^^
最近ミツバチばかり撮っているので、凄く可愛く思えてきました。
近づけたレンズに目もくれず一心不乱に花粉を集めている姿が愛しすぎる♪
ひょっとして触っても怒らないんじゃなかろうか。
あの毛をサワサワしてフワフワなのか確かめたい・・・
剛毛なのかなw
ちなみに、今夜貼った写真はほぼ等倍切り出しサイズです。

95点!

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K20D TAMRON 90mmF2.8 Macro(272E) [90mm F2.8 1/1000 ISO280 ±0EV]
昨晩に続き飛翔中のミツバチでございます。
今日は95点が撮れました!!!
羽がちゃんと写っているので文句なし。
背景もシンプルでバッチリ!
ピントがほんのわずかに奧だったら完璧でしたね~
いろいろ試しているうちに飛翔中の撮り方がわかってきました。
そのおかげで本日は80点以上の飛翔中写真が沢山撮れました(嬉)
レンズは272EでもFA135でもどちらでも良かったですw
要は SSでした!
SSが遅いとピント位置は適切でもブレてダメでございました。
1/350でさえブレブレw
最低 1/1000は欲しいです。
あと、飛び立つ前の雰囲気を覚える事とハチの飛ぶ方向の予測でしたね~
私なりの歩留まり向上方法です。
1.Tvモードにして 1/1000へ設定する
2.ISO Auto にして開放を超えてもSSが低下しないようにする(100-800に設定した)
3.飛んだあと手前に来るのか奧に行くのかを予想してピントをどちらへ動かすか決めておく
4.花粉を集めている途中で飛び立とうとする雰囲気を出すので、連写を開始する
5.飛んだらミツバチが飛ぶ方向へピントリングを操作する
6.飛翔中のファインダー像を見ながらピントリングの送り量を調整する
こんな感じでした。
この方法で撮ったのが本日の写真です。
手前の花から向こう側へ飛び立ち、その方向を追いながら撮影した1枚です。
連射は3連写出来れば十分で、3~4連射目ぐらいからはファインダーから消えていますw
もっと歩留まりが上がる方法を研究してみます (^^

FA77最終夜

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K20D FA77mmF1.8 [77mm F2.4 1/350 ISO100 +0.5EV]
【ポートレート最強レンズ】
最終夜はこのレンズの真骨頂である人物撮影です。
このレンズで背景ボケのポートレート撮影する場合、F2.4にして後はレンズに任せてしまいましょう (^^
撮影者が気をつけるのはピントと露出だけです。
肌のトーン表現は心配ないし、睫毛にピントをもってくれば一本一本がちゃんと解像した
理想的なポートレートに仕上がります。
F2.4という F値は絶妙なバランスで、柔らか過ぎず固すぎず実に印象的に仕上がります。
ピントの来ているところからなだらかにボケていくのも最高です。
ボケ部分の髪の毛を見ると実にナチュラルなボケである事が分かりますね。
ウルサさやイヤミが感じられない美しいボケです。
※絞ったポートレート撮影ではなく開放付近のフワッとしたポートレートを想定しています。
  またバストアップ程度を想定しております。
FA77のT値についても書いておきます。
F値ではないですよ。 T値です。
T値とは ”レンズの透過率なども含めた光学系の実質的な明るさを示す指標” です。
F値が小さいレンズほど明るいと思っている方が大多数だと思いますが、実は違います。
F値というのは焦点距離÷レンズの有効径という単純な値で、どれだけ光が取り込めるかという
指標では無いのです。
レンズ(ガラス)は光を100%透過させる事は出来ず、かならず表面で反射します。
レンズの枚数が増えるとそれだけ透過率が悪くなっていくのです。
以前 TAMRON 28-75mmF2.8(A09)という一般的に明るいズームレンズと呼ばれるレンズと
FA77を比べてみました。 (F2.8に設定して撮り比べです)
なんと同じF2.8なのにシャッター速度が1段違うのです。 (FA77 = 1/125 A09 = 1/60)
そこで全ての手持ちレンズを調査したところ FA77が一番光を透過させておりました。
詳しくはこちらで検証しています。
http://limi-ranger.seesaa.net/article/124754672.html
条件が悪い暗い場所での撮影ではレンズ構成の多いF2.8通しのズームレンズより
FA77の様な単焦点レンズの方がSSが稼げるって事ですね。
また、A09の75mmと FA77を F2.8に設定して同じ大きさになるように撮影すると
FA77が背景ボケが大きいです。
ボケは焦点距離とF値にのみ左右されるのに不思議な事です。
2mmの差以上にボケが違うのです。
最後に・・・
単に80mm付近の焦点距離が必要であれば272EでもA09でもいいのですが、
FA77の代わりにはならないのです。
FA77はその焦点距離が必要だから使うレンズではなく、その描写が欲しいから使う
逆転レンズなのです。

FA77SP1

FA77第四夜

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K20D FA77mmF1.8 [77mm F5.6 1/250 ISO100 -1.5EV]
【うなる描写性能】
FA77は開放F1.8という大口径レンズです。
DA Limitedが小型化とデジタルで破綻のない描写を優先したため開放F値はF2.4以上になっていますが、
FA Limitedは全て F2以下の開放F値になっています。
デジタルにはDAが最適でFAは相性が良くないとかいう人もいますが、いったいどんな写真を
撮っているのでしょう。
ピントが来ていない写真ばかり撮っているのでしょうか。
開放だと流石に諸収差の影響でかっちりとした描写ではありませんが、F2.4からコントラストが高くなり
描写も締まってきます。
F2.8に絞るとDAレンズ真っ青の素晴らしい解像度を見せてくれます。
FAレンズらしく絞るほどに解像度を増していきます。
F2.8ぐらいに絞った描写を緩く感じている方はピントが合っていないか調整が必要なFA77です。
FA77の実力を引き出してあげるとその描写に驚愕する事間違いなしです。
豊かなトーンと滑らかなグラデーション、美しいボケ・ボケ足とシャープな描写。
銘玉という表現はこのレンズの為にある言葉です。
FA77の評価は文句なし ☆☆☆☆☆ で、FA31、272Eと並んで手持ちレンズのトップ3を形成しています。
DA15、DA21の描写評価は ☆☆☆ ですから、いかにこのレンズの描写が優れているか
お分かり頂けると思います。
※delphian的描写評価です。F値毎の描写や周辺部の解像度等を総合的に評価しています
細部の精細な描画能力とボケの美しさを併せ持った万人を虜にする実に妖艶なレンズです。

FA77SP1

FA77第三夜

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K20D FA77mmF1.8 [77mm F1.8 1/500 ISO100 -0.5EV]
【美しすぎるボケ】
FA77を語る時ボケを語らずして FA77は語れません。
他メーカーのユーザーも羨む FA77の魅力はこの美しいボケにあります。
なだらかなグラデーション表現に加え、ボケの美しさが FA77最大の魅力なのです。
ピント部分からスムーズに移行するボケは絶妙な味付けで、感覚を刺激し感性に訴えかける
ボケになっています。
目の前のモノをひたすら美しく浮き上がらせてファインダーへ導いてくれるのです。
ファインダーに投影された像はペンタNo.1の破壊力と申しておきましょう。
このレンズ、”官能系レンズ” という表現以外思いつきません。
FA77にはFA77でしか表現できない世界が確実にあるのです。
9枚絞りも美しいボケを作るのに貢献しています。
ボケの美しさを作り出すのは絞りの形(枚数)とレンズの設計です。
点光源じゃなくてもそうなのです。
ボケは点のボケが面全体に広がっていると考えると分かり易いかな?
ボケの形状とボケの中心から周辺にかけてなだらかに光量が落ちるボケが最も美しいボケになると思います。
このあたりに無頓着な設計のレンズだとシーンによっては二線ボケのような妙にエッジっぽいボケになり、
美しいとは言えないボケになります。
光学的には素晴らしくても美しくないボケになるレンズが沢山あるという事です。
近接撮影だとどんなレンズもボケが大きくなり不満が少ないボケになりますが、ある程度離れた被写体を
撮影してみるとボケの質が全体の印象を決定づける事がわかると思います。
※被写体までの距離、背景までの距離等シーンによります。
  話はズレますが、272EがFA77と同類のレンズですね。
一般的にレンズの設計は描写に悪影響を及ぼす諸収差を取り除く方向で設計します。
しかし FA Limitedは出来るだけ取り除く方向ではなく味付けの部分に振っているレンズなのです。
あえて収差を残し、ボケの美しさを作っているんですね~
諸収差を徹底的に排除すすると細部の描写力に優れた素晴らしい解像度のレンズになるのですが、
ボケが固くなり全体としてみると美しさが欠けたうるさい写真になりがちです。
最近のレンズはコンピュータで光路を計算し設計しているのですが、FA Limitedは計算した数値の
レンズ設計ではなく、実写テストを重ねて描写の方向を決定しています。
FA Limitedは開放付近こそフワッとしていますが、ちょっと絞ると諸収差が収束しキリリとします。
※もちろん設計はコンピュータで行っているのですが、実写テストで修正を繰り返しています
貼った写真は開放・近接付近で撮影したガザニアです。
バックが近いのでボケが小さく感じるかも知れませんが、背景があと1m後ろだったら
うるうるに溶けた背景になります。

FA77SP1