今回はキーワード付けと検索(絞り込み)の内容になります。
LRは現像品質も素晴らしいのですが、画像管理のソフトとしても素晴らしい出来でございます。
撮影した年・年月・年月日で絞り込めるのは当然として、EXIFが持っている情報だけでも色々検索が出来ます。
焦点距離や撮影したカメラで絞り込んだり、F値やISO値で絞り込んだり。
それだけでも絞り込みは楽なのですが、一枚一枚にキーワードを付けるとこれが超便利。
野鳥だけ表示、セイタカシギだけ表示、その中から更に FAFを取り付けて撮った写真を絞り込んだりできます。
[ キーワードの設定 ]
キーワードをつけている画面です。
入力するとサムネイルの右下に鉛筆マークのアイコンが表示されて、キーワード設定済みってのが分かる様になっています。
そして付けたキーワードはキーワードリストという場所へリストされます。
1つの画像へ複数のキーワードを付ける事も出来ます。
いくつでも付けられますので、固有名、分類、撮影地などを入力しておくと様々な検索が出来る様になります。
ワタクシのカタログで 泡瀬干潟-アオサギ-飛翔 で絞り込むと8枚の写真が表示されました。
長々と説明するよりも、動画を見て貰った方が理解しやすいと思いますので、次の動画を再生してみて下さい。
[ キーワード付けの様子 ]
キーワード付けからその後の絞り込みの様子までを動画にしてみました。
適当に作成したので長くなりましたw 飛ばし見して下さいな (^^
結構いろんな事ができそうでしょ?
あまりにも便利なので過去に遡って全ての写真にキーワードを付けてしまいました。
3日がかりでした (^^
[ 動画の一部を説明 ]
写真を取り込んだらまずはキーワードを付けてしまいます。
この作業が将来役に立つのでございます。
面倒に感じますが、だんだんと慣れてきて、苦でも何でも無くなります。
キーワードはツリー状に構築することが出来ますので、上手く整理するとスッキリしますよ (^^
[ キーワードなし ]
キーワードがついてない写真だけも絞り込めます。
未同定の動植物やキーワードに迷った時などは放っておいて後で絞り込んで付ける事も出来ます。
[ 絞り込み ]
これが絞り込みのスクショです。
日付やレンズとなっているタイトル部をクリックすると項目が変えられます。
そしてよく使う項目を自分の設定として保存することが出来ます。
[ メタデータ ]
これは前記事で書いた 変更点をXMPに自動的に書き込む にチェックを入れた場合の XMPファイルの中身です。
キーワードが書き込まれているのが分かりますね。
この画像の場合、鳥類とキジバトというキーワードが書き込まれています。
これがカタログが無くなっても、キーワードが復活できる理由です。
XMPファイルはメチャ大事なファイルなんですよ (^^
[ 現像したJPEG ]
現像したJPEGにもキーワードが転記されております。
これは LR → フォトショ(エレメンツ) → 加工して保存 という流れでもちゃんとリレーされます。
私の場合 現像済み というカタログも作ってあり、現像したあとの JPEGだけを管理しております。
その時このキーワードも取り込まれてキーワードリストが自動的に作られるので、キーワードは現像前に記入した方が後々楽でございます。
[ まとめて設定 ]
2012-01のフォルダにある画像を全て選択した状態です。
キーワードタグ が凄い事になっておりますね (^^
これに続けて(カンマで区切る)1月 と書けば個々の画像に 1月 というキーワードが設定されます。
※他のキーワードには影響しません。
実はこれ、過去に遡って全ての画像に 1月~12月 と付けてしまおうかと思っております。
そうすると例年 2月にはどんな鳥が撮れて、どんな花が咲くというのが分かる様になるから。
ライブラリフィルターを使って年月で絞り込めば付けるのは簡単です。
今日やろうかな (^^
LRの画像管理はかなりの優れものなので、フォルダを年月単位にしたり、場所や分類・イベント毎にフォルダ分けする必要が無くなりました。
今は直近の写真だけ年月フォルダで管理し(フォルダを選択した時に画像が少ないと動きがスムーズだから)、過去の写真は全て 2009年、2010年と年単位にぶち込んでおります。
過去画像 というフォルダにぶっ込んでも良いのですが、ファイル数が凄い事になるので年で区切っております。
HDDが圧迫してきたらもっと古い 2007年や 2008年は別のドライブへ移動して LR #2で書いたシンボリックリンクを張れば取込直さずに運用出来ますしね (^^
[ 追記 ]
shangさんよりスクショを見るとワイルドカードが使える様だとコメントを頂いたので追記します。
複数選択した時に表示されている ○○○* の * はワイルドカードではなく、
選択した画像には○○○とは違うキーワードが設定されているものも有ります
という意味です。(上手く表現出来ませんw)
例をアップしましたので何となく分かりますかね。
コチドリには [ コチドリ ] と [ 野鳥 ] というキーワードが設定されています。
ダイサギには [ 野鳥 ] というキーワードのみ設定されています。
両方を選択すると コチドリ*, 野鳥 という表現に変わります。
[ キーワードの検索 ]
ワイルドカードは使えませんが、部分一致での検索は可能です。
例で言うと シジミ で検索していますが、データベースの検索でいうと *シジミ* と同義です。
この様に付けたキーワードの一部でも覚えていれば検索してリストし、→アイコンを押して画像を絞り込むことが出来ます。
ついでに書くと、フィルターキーワードに [ サギ, シギ ] などの様に半角のカンマかスペースで区切って入力すると or 検索になります。
この様に入力すると アオサギ や キアシシギ がヒットします。
データベース的に書くと *サギ* or *シギ* で検索するのと同義です。
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こんばんは
キーワード…
使いこなすと便利なのはわかっているものの、ずぼらな私はキーワードを付ける作業が億劫でついつい(^^ゞ
キーワードの選択って、一種のデータベース構築ですよね。
データベースとして機能させるために効果的な単語を選択する。
これが積極的なキーワード設定をするのに二の足を踏ませる要因になってます。
もっと気楽に考えるべきかなぁ~(^^ゞ
キーワードタグのスクショを見ると、ワイルドカードを使えるとお見受けしました。
べ、便利かも(^^;
shangさん、おはようございます。
面倒なのでキーワードを付けない人の方が多いと思います。
ワタクシもこんなの面倒だな~ と思っていたのですが、試しに付けてみたら便利すぎたのでございます。
便利なのが分かったので過去の画像全てに付けちゃいましたよ (^^
まずは思いついたキーワードを適当に付けても良いと思います。
後で追加したり、キーワードそのものを変更するのも簡単ですので。
キーワードリストのキーワードで右クリックし「キーワードタグを編集」を実行するとキーワードが変えられます。
変わったキーワードはそのキーワードがついた写真全てが変わります。
キーワードが増えた時点でその上の項目を作り、分類でまとめれば良いし。
検索のワイルドカードに見えますが、ちょっと意味合いが違います。
この件は説明が上手くできませんので、記事に追加しました (^^
見ると何となく分かるかな~
これは便利そう。
娘の部活の写真を探してもいつ試合があったかとかイチイチ覚えてないので毎回探すのが大変でした。
新体操、大会名、チーム名、団体個人の別、手具の別(リボン、ボールなど)
、名前といったキーワードをつければ完璧に検索できますね。
キーワード付けるまでが多少面倒だけど、役に立ちそう!
ところで、画面のスクショを動画にするのってどうやってるんでしょう?
Jerryさん、こんにちは。
便利そうでしょ~ (^^
いや、事実便利ですw
お書きの内容でキーワードを付けておけば完璧ですね。
後で絶対検索するだろうと思われる写真だけでも付けると良いと思います。
全部に付ける必要は無いのですが、付けるクセがつくと付けたくなるんですよw
画面の操作を動画にキャプチャーするソフトは色々あります。
ワタクシはアドビ製のソフトを使っていますが、無料で出来るのも沢山あります。
以前は Windows Media Encoder 9 というものを使っていた時期もありますよ。
操作が分かりにくいのですが、無料だったのでw
私もキーワードが便利で付けています。
とりあえず付けて整理し直す場合でも、
キーワードを元に絞り込めば、
キーワードを付け直すのも簡単ですしね。
ただ、すべての写真となると大変なので、
この1年程度に付けて、あとは取り込んだ時に、
付け忘れないようにしています。
むしろ星とかフラグを付けてない^^;
ask-evoさん、こんにちは。
キーワードを付けている人は便利って言いますね (^^
この とりあえず付けて ってのが大事だと思います。
お書きの通りいつでも変更出来ますので。
がははw あたしゃ全部付けちゃいましたよw
やるならとことんやりたくなる性分なのでwww
で、ワタクシも★は使っておりませんね~
レーティングは取捨選択ぐらいにしか使わないんじゃ無かろうか。
それは FSIVで終わらせているので、使う用途が無い感じです。
別の意味合いで使おうかな~
フラグとカラーラベルは使っておりますよ。
ワタクシなりの使い方ですが明日の記事にしてあります (^^
こんにちは
ワイルドカードではなかったんですね(^^ゞ
しかも、追加記事まで書いていただき恐縮です(__)
追加記事を読んでわかりました。
検索も柔軟性が高そうですね。
食わず嫌いを返上して、キーワード付してみますか!w
shangさん、こんにちは。
おっ 追加記事にした甲斐がありました (^^
フィルターキーワードでは or 検索になりますが、ライブラリフィルターの属性でキーワードを続けて設定すると and 検索ができます。
絞り込みですね。
行った街の名前だけでも付けておくと、あとで見返すときに楽ですよ (^^