空の青

20110706-1.jpg
K20D DA21mmF3.2 [ F5.6 1/500 ISO100 ]
K20Dで撮影した空ですが、Lightroomの出た目が気に入りません。
扉の画は K20Dで撮影し Lightroomで現像したのですが、RAWファイルを開いた直後の色は
げっ! でございましたw
LRはワザととしか思えないぐらいグリーンを被せて K20Dに意地悪しますw
時々K-5にもマゼンタを少々混ぜて僅かにパープルっぽく意地悪しますが、許容範囲w
シルキーではその様な記憶はあまりなかったので、現像ソフト毎にデフォルトで現像してみました。

[ デフォルト現像 ]
20110706-2.jpg
一覧は各ソフトのデフォルト値で、RAWファイルを開いた直後の色です。
In Camera は K20D、K-5の撮って出し。 設定は鮮やかです。
どうでしょう。
LRだけ K20Dに意地悪してませんか? (^^
デフォルトののパラメータでこんなに違うとはw
LRはペンタ機のプロファイルを持っていませんので、カメラキャリブレーションは Adobe Standerdです。
 22:51追記
 フォルダーを探索したらプロファイル発見!
 プロファイルは持っているようです。
 Adobe Standerd は K20DならK20Dのプロファイルデータを利用しているかも。
 後日記事にしますが、プロファイルがエディット出来れば、カラーバランスの
 既定値が変更出来そうです。

それよりも気になったのはソフト毎に色温度と色偏差に違いがあること。
K20D、K-5ともほぼ同時刻に同じレンズで撮影し、一枚のRAWファイルを各ソフトで開いています。
同じファイルなのに一致していないのが不思議でございます。
カメラが判断したWBに独自の色設定をするためにWBを動かしているのかな・・・
それにしても現像ソフトによって開いた直後のトーンに違いがありますね。
開発した国の人で記憶色に違いがあるのでしょうかw
その点シルキーはお利口ですね~
K20D、K-5ともほぼ同じ様な色に設定してくれました。
さすがは国産ソフト! 私が好きな空の色をよく知っていますw

[ パラメータ ]
20110706-3.png
K20D、K-5とも好みの空色に調整してみました。
ほぼ同じ様なトーンにしたつもりです。
K20Dの [ 色かぶり補正 ] と [ 色相 ] をご覧下さい。
グリーンに被っているのを調整するため、色相のブルーを +18まで上げています。
まずは [ 色かぶり補正 ] で色偏差を直せば? と思いますよね。
それをやるとグリーンの葉と塀がピンクになるのでございますw
なので、HSLで青だけをターゲットに調整しました。

[ 調整後 ]
20110706-4.jpg
これが前記のパラメータで現像した画です。
同じメーカーなのに、こんなに動かさないと同色にならないのでございます。
空はほぼ同じトーンになりましたが、塀や葉の露出が違ってますね。
ま、これはその部分だけ補正ブラシを使って露光量を上げれば良いので、近い写真にすることは出来ます。
しかし、撮像素子が変わると同じメーカでもこんなにも違うのですね。
ちなみに、K20D用青空スペシャルブレンドのプリセットを作ってしまいました。
青空写真にはまずそれを適用してから細かい調整に入る様にしています。
そのプリセットを適用したのが扉の青空でございます (^^

[ おまけ ]
20110706-5.jpg
思うところがあって、こういうのを作ってみました。
本物は高すぎるので、自作ですw
商業写真の様な完璧な色再現は必要ないし、相対的に色の傾向が分かれば良いので自作。
これをK20D、K-5とも太陽光で撮影してあります。
それをリファレンスにすれば、トーン調整が楽になるかな?
とか思っていますが、うまくいくかな? (^^

[ 更におまけ ]
K20DとK-5の色の違いで、カメラの仕上げ設定に違いがあるのでは? とか思った方へ。
メーカー純正ではない現像ソフトの場合、参照するデータは色温度と色偏差程度です。
カメラへ風景とかポートレートに設定して撮っても無意味で、現像ソフトで開いた時点で
その現像ソフトのデフォルト値が設定されます。
たとえば白黒に設定して撮ったとしても、シルキーで開くと総天然色で表示されます。
露出以外でRAWデータに影響するカメラのパラメータは
 ・長秒時に働くノイズリダクション
 ・ダイナミックレンジ拡大 (ISO感度が一段上がる例の設定)
 ・ハイライト補正 (ISO感度が一段上がる例の設定)
 ・シャドー補正
でございます。(もっとあったかなw)
高感度ノイズリダクションやディストーション補正、倍率色収差補正などはRAWデータに影響しません。
RAWへ埋め込まれたプレビュー用JPEG画像へは反映しますが、それだけの機能です。
これらを有効にすると撮影後の保存に時間がかかるだけの無駄な設定です。
ですので、これらはOFFにする方がテンポ良く撮影出来ます。

6 thoughts on “空の青

  1. こんにちは~
    デフォルト現像、興味深く見させて頂きました。
    Lightroomはペンタックス機のプロファイルがないので、「Adobe Standard」となるのかぁ~
    Photoshop Elements も同じですね。
    [ 色かぶり補正 ] で色偏差を直せば?と思ったのですが、なるほど、
    グリーンの葉と塀がピンクになるのかぁ
    似たような構図の写真で色偏差触ったら、ピンクになりました。 実感です ^^
    >メーカー純正ではない現像ソフトの場合、参照するデータは色温度と色偏差程度
    そうか、つまり、機種固有の情報をみているわけではないのですね。
    現像ソフト側のデフォルト値がセットされるという事ですね。
    勉強になるなぁ~

  2. iMovieさん、こんにちは。
    > Photoshop Elements も同じですね。
    同じ Camera RAWを使っているので ACRのバージョンが同じなら
    フォトショ、エレメンツ、LR 全て一緒です。
    トーン調整のツボというか、コツみたいな感じの記事にもなってますね (^^
    > 機種固有の情報をみているわけではないのですね。
    汎用の現像ソフトは見ないですね。
    PDCU4は仕上げ設定など参照してパラメータをセットしていますが、
    現像エンジンがシルキーなので、カメラと全く同じ画にはなりませんね。

  3. こんにちは。
    現像ソフトによってクセがかなりありますね。
    SILKYPIXはお利口さんなんですね~♪
    DSP5を購入するか、ACR付のCS5を購入するか迷っているところです。
    CS5のお試し版を利用してみましょうかね~。

  4. 今LRのくせを掴むべく色々いじってますが、
    かなり好印象です。
    シルキーはやりたいイメージがあれば、
    あまり知らなくても手軽に出来ます。
    LRはイメージを持っていても、
    知らないと出来ません。
    初期パラメータが意地悪w なのは困ったものですが、
    いったん調教してしまえば、
    あまり不便は感じないかもしれないですね。

  5. Jerryさん、こんにちは。
    現像ソフトによってデフォルトの色は違うし、調整コントロールも違いますね~
    慣れるまでは大変ですが、SILKYもLRもACRも慣れてしまえば自由自在です (^^
    SILKYはさすが国産ソフトだと思いました。
    日本人がどのような青空を望んでいるか良くお分かりで (^^
    CS5も候補に入りましたか。
    ACRとLRの調整、特殊機能を覗けば同じです。
    ACR + CS5 だと連続現像などの処理が出来ないだけですね。
    ※Bridge経由なら ACRに複数渡して一括処理できます。
    DSP5、CS5、どちらを買っても不満は出ないと思いますよ。
    実際2つを併用していますが、同じ様に仕上げられますので。

  6. ask-evoさん、こんにちは。
    LRはSILKYとの違いが大きいので使い初めは苦労しますね。
    でも慣れればどちらもスムーズに調整出来ます。
    > LRはイメージを持っていても、知らないと出来ません。
    まだ慣れてないからでしょうね。
    知らなくても勘でいろいろ出来ちゃいました。
    SILKYも使い初めの頃はコントラストの中央とか ??? でしたもん。
    同じ同じ (^^
    K5とK20D用に調教が済んできました。
    プリセットに登録した調教データをワンクリックで完了って写真も増えてきましたよ (^^

Comments are closed.