図鑑写真

20110604-1.jpg
K-5 TAMRON 90mmF2.8 [ F32 1/180 ISO80 ]
夕方の暗くなりかけた頃に撮った写真です。
図鑑写真風に撮ってみようと思い、ストロボを使って撮影しました。
とにかく被写界深度を深くしたかったので F32まで絞り込みました。
・・・絞りすぎたw
回折現象で甘くなってしまいました~
等倍撮影なので露出倍数が掛かりますので、実質F64でございます。
実は撮影時には露出倍数がかかるって事をすっかり忘れておりましたw
大失敗でございますwww

[ 図鑑写真 #2 ]
20110604-2.jpg
K-5 TAMRON 90mmF2.8 [ F32 1/180 ISO80 ]
縮小すれば解像感は出せると思ったのですが、F32(実質F64)は半端なく甘くなります。
センサーダストはクッキリ写ってしまうしw
被写界深度を稼ぐにしても、ここまで絞り込むとダメですね。
半分程度までトリミングして 1024pxへリサイズしましたがダメダメダメダメ!
APS-C機だと絞っても F11までにしないと解像度的に全然満足出来ません (^^
(等倍撮影なら F5.6)
大判フィルムカメラだとF64とかも使えますが、それらに比べて豆粒みたいな
APS-CセンサーだとF64は全く使えないw
被写界深度が欲しくても甘い描写になるのであれば全く意味なしだと思う。

[ 図鑑写真 #3 ]
20110604-3.jpg
K-5 TAMRON 90mmF2.8 [ F32 1/180 ISO80 ]
今回はテスト撮影なので直射しましたが、次回はディフューズ&バウンスでライティングしてみます。
少し甘くなるのを承知のF8(実質F16)で (^^

[ F2.8の薄さ ]
20110604-4.jpg
K-5 TAMRON 90mmF2.8 [ F2.8 1/60 ISO140 ]
ちなみに開放だとこの薄さですw
歩いているアリは何ショットも撮らないとジャスピンが来ませんw

[ 撮影風景 ]
20110604-5.jpg
K-5 TAMRON 90mmF2.8 [ F5.6 1/250 ISO800 ]
こんな感じでセッティングして撮影しておりました。
ライティングとか練ると良い感じに撮れそうなので、更に精進してみます (^^

最後に今回のセッティングを書いておきます (^^
Mモード、F32(これは任意)、1/180(任意でこれ以下)、ISO100程度。
ストロボは被写体から 40cm程度離したところからワイヤレスで発光。
どんな設定にしてもストロボが勝手に調光してくれて標準露出で撮れます。
ストロボオフでオーバーに撮れる設定だとダメですけど (^^
露出補正が必要であれば、メニューからストロボの調光補正して発光量を増減させます。
今回は +1.0EVしました。
ストロボを発光させず、適当に撮影してみて真っ暗に撮れればOK。
ストロボは瞬間光なので、SSを速くしたのと同じです。
1/30で撮っても 1/1000~ 1/20000で撮ったのと同じ効果が得られます。
ポイントはストロボオフで真っ暗に撮れる事です。
そうじゃないと 1/180以下のシンクロ速度で撮りますので、ストロボで止めた画と被写体ブレした画が
重なった様な画になります。
スローシンクロとは逆の撮り方ですね (^^

8 thoughts on “図鑑写真

  1. おはようございます
    まだに露出倍数は理解できていませんが(^^;
    F32まで絞ったことはありません。
    1枚目の画像だけを見ると、F32でも背景は結構ボケてる。
    やっぱり等倍域だな~、と思いましたが、F2.8と比べると・・・全く違う~。
    え~と、F32で回折現象で甘甘で・・・と書かれていますが、そう感じません(^^;
    現像&レタッチで救出されたのでしょうか?
    最後の解説! すごく参考になりました(^^
    ストロボ無しで、どアンダーの真っ暗設定ですね。

  2. おはよう御座います(^^
    コンクリートの塀の上の角でしたか。
    アリの通り道ですね♪
    アリの世界もシステマチックな感じがして、じっと見てると
    何か面白いです(^^
    こうなると虫目線レンズも欲しくなってきますね(^^
    私のマクロレンズでは、F22まで絞って撮った事ありますが
    やはりダメダメでした。
    虫撮りの世界も奥が深いですね。
    最近、チェックしている虫専門の方のURLを、あっちに貼っておきます(^^

  3. Jerryさん、こんにちは。
    露出倍数、原理は簡単なのですが理解し難いですよね (^^
    F2.8とF32の被写界深度は全然違いますね~
    でも、ピント面のシャープさは F2.8が上でした (^^
    > え~と、F32で回折現象で甘甘で・・・と書かれていますが、そう感じません(^^;
    > 現像&レタッチで救出されたのでしょうか?
    いや~ 半分程度までトリミングして 1024pxへリサイズしても甘いのでw
    一度 F32で撮って見て下さい。
    げっ と思うぐらい甘くなりますよ (^^
    外付けストロボお持ちですから試してみて下さいね。
    SSを気にしないで良いって事は撮影が楽でございます (^^

  4. bluemさん、こんにちは。
    ですですw 塀の角でございます。
    アリはこういう所を道にしますよね~
    何やら情報をやり取りしながら往復しているので、何を話しているのか知りたいです (^^
    虫目線レンズ、工作してみましょうかね。
    凄く楽しそうです。
    絞りすぎると甘くなりますよね。
    どんなに絞ってもF11までですかね。
    APS-C機だとF16以上は特殊な絞りでございますね。
    むははっ URL楽しみにしております (^^

  5. 良く撮れてますなぁ。でも、甘い感じ伝わります。
    虫を撮ってみると、虫を専門に撮っている人が
    どれだけ凄いのかが分かりますよね。
    あの方たちの機材に対する工夫が半端ないです。
    ぎょろ目とか欲しくなりますよね。
    Delphianさんの真似をして、100円均一でライトを4つほど
    購入してみましたが中々良いですね^^
    光軸合わせが結構面倒ですが、かなり使えます。
    kenko のリングライト辺りはどうなんでしょう?
    あとは、O-flashなんて良いかも知れませんね^^
    悩んでいる時が楽しいですよね^^

  6. sorelaxさん、こんばんは。
    甘いですよね~ (^^
    で、リベンジしました。
    今晩公開の記事はリベンジ記事です (^^
    虫撮りって奥深いですね。
    チョウを絵画的にとかの画とは違う難しさでございました (^^
    コンデジで撮った方が図鑑的になるんじゃなかろうか・・・
    おっ LEDライトですね。
    固い光なので虫撮りには良いかもです。
    リングライトなども欲しくなってしまいますね (^^

  7. こんばんは。
    扉の画像、自分の目にはかなり絞ってもすばらしい描写に見えますw
    記事終盤のお話は・・・まだ足を踏み込んでいない設定の話であまり理解できていませんがストロボはそのうち欲しいのでお勉強になりますw
    あ、FA43で今日色々とってみましたw
    結論、めちゃめちゃ気に入りました!
    やっぱFA77に通じるこの立体的な描写は病み付きになりますねw

  8. べじさん、こんばんは。
    いや~ やっぱり甘いです (^^
    次の記事と比べて頂くとよく分かると思います。
    ストロボも色々な使い方がありますので、難しい反面楽しいですよ。
    お~ FA43気に入りましたか~
    良かったです。
    このレンズでちびっ子を撮ると嬉しくなっちゃうんですよね。
    やはり FA Limitedは特別ですよね~ (^^

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