AF微調整

20110407-1.jpg
K-5 FA77mmF1.8 [ F2.4 1/4000 ISO100 ±0EV ]
NEW AFチェック装置完成!
これまでも数々のAFチェック装置を作成してきましたが、ほぼ完成形ができたのでお披露目です (^^
本日よりこの装置をつかってAFをチェックし、AF微調整をしております。
使い勝手は・・・ まぁまぁかなw
あっ 扉の写真はヒルザキツキミソウです。
しばらくはあちらこちらでこの花が見られます。
ピンクで可愛い花なのですが、撮るのがちょいと苦手な花です (^^
それでは新装置の紹介をいたします (^^

[ NEW AFチェック装置 ]
20110407-2.jpg
K-5 FA77mmF1.8 [ F4 1/60 ISO140 ±0EV ]
アマゾンの箱の中にあるA4大のダンボールに、AFチェックシートを貼り付けました。
その上に AFターゲットを貼り付け、多少角度が付くように綿棒を挟んであります (^^
ターゲットに箱を使ったのはエッジが効いた文字が書いてあるからです。
この文字を見ると滲みが分かり易いのでございます。
ターゲットのマークを+にしてあるのは AFのクロスセンサーが最も得意な縦棒と横棒を組み合わせたため。
このパターンが最も高精度でAFしてくれます。
また、円を描いてあるのがミソです。 (最大の改良点w)
この円にスポット測光エリアを重ねるとおおよそ 焦点距離 x 30倍 の撮影距離になります。
50mmレンズだと 1.5mぐらいで、300mmだと 9mぐらい離れることになります。
実使用距離に近く、安定したAFチェックが出来るように工夫しました (^^
※K-5だと赤でAFを外すので、万が一の誤作動を排除するために PENTAXの文字をシールで隠しましたw
ちなみに、台紙が無くてても使用可能です (^^
前後のピントが分かれば良いので、アスファルトの上に置くとかでもOKです。
その場合斜め上からターゲットを狙う事になりますので、箱の前方に何か挟んでレンズと
ターゲットが垂直になるように工夫して下さい。
これを使ってチェック&調整したのが以降の写真です。

[ AF微調整前 ]
20110407-3.jpg
K-5 FA77mmF1.8 [ F2.4 1/350 ISO100 ±0EV ]
これが後ピンでずれた写真です。
ターゲットがボケているのは分かりますが、それだけでは前後どちらにずれているか分かりません。
なので下の模様を観察します。
観察すると綿棒より後ろにピントの山が来ているのが分かりますので、後ピンとわかります。
なので、AF微調整機能をつかってピントを前にずらします。
ペンタの機種は後ピンだった場合数値を+へ動かしてAF時のピントを前へ移動させます。
ピントが手前側に合う場合は逆に-へ動かして、AF時のピント位置を後ろへ移動させます。
余談ですが下の模様を見るとわかるように、ピント位置の手前はパープルに色付き、
後ろはグリーンに色づきます。
これは光の波長の屈折率の違いでそうなります。
一種の収差ですかね。
この滲みの色を見ても前ピンか後ピンか判断できる場合がありますので、この様なチェック装置がない
現場で調整するときはこの知識が役立ちます。
覚えておくと吉でございます。

[ AF微調整後 ]
20110407-4.jpg
K-5 FA77mmF1.8 [ F2.4 1/500 ISO100 ±0EV ]
何度か数値を変え、変える度に数枚撮影して平均的なピント位置をチェックします。
被写界深度内に収まる程度まで調整したらほぼ完了。
私はシビアに調整する人なのでもっと追い込みます (^^
ネット等ではチェックシートは 45度の角度で撮影するとありますが、あれは数値的に何mm後ピンとか
厳密にしなければならない時の事です。
前ピンか後ピンかが分かり、ジャスピンにする作業であれば無視して構いません。
できるだけ寝かせた角度の方が前後のピントが分かり易いです。
それと、前後のピントが分かり易いからといってレンズの最短撮影距離付近でチェックすると
実使用域とかけ離れてしまいます。
かといって離れすぎるとピントの山が分かりにくい (^^
そこでお勧めは記事の途中に書いた 焦点距離 x 30倍 の撮影距離 です。
ペンタのレンズ調整もこの距離で行っていると聞いたことがあります(うろ覚え)
そうじゃないにしても調整には最適かつ妥当な距離だと思いますので、この距離で行っています。
レンズは開放で行うと分かり易いのですが、開放で描写がゆるいレンズだとピントの山が掴みにくいです。
その場合は 1/2段か1段程度絞り、エッジが立ちコントラストが上がるF値でチェックして下さい。
また、どのメーカーも基準になる光源は太陽光です。
ですので可能な限り屋外でチェックして下さい。
※外光が入る明るい室内であれば室内灯を消してのチェックでも可。

ちなみにw
以前キットレンズの DA18-55をこんな風にチェックしたことがありますが、全然調整できませんでした~~w
ピントの山はどこなんだ~~ のレンズだと大まかには調整出来てもシビアな調整は不可でございますw
そういうレンズはボディーと共にメーカーへ送って調整させましょ (^^
というか、そんなレンズ使いたくないw

おまけで歴代のAFチェック装置を貼りますw
[ AFチェック装置たち ]
20110407-5.jpg
K-5 FA77mmF1.8 [ F4 1/60 ISO1100 ±0EV ]

関連記事はこちらです。
[ K-5のAF問題 ]
http://delphian.seesaa.net/article/194056287.html

11 thoughts on “AF微調整

  1. ピピピ!さん、こんばんは。
    むひひっ 円は良いアイディアでしょ? (^^
    ハイシーレモン号をパワーアップして下さいね~w

  2. おはようございます。
    FA77で撮るヒルザキツキミソウ、ボケが素敵ですね ^^
    AF微調整、なかなか良さそうなAFチェック装置ですね。
    丸に十字がポイントかぁ~
    私の場合、家の前にある電柱の標識でAFピントを調整
    しています。
    等倍切り出しで見て、文字がハッキリ見えるように
    調整です。
    この方法だと、前ピンなのか後ピンなのかわかり辛い
    面もありますが、文字の滲みの色で判断できるように
    なりました。
    以前はチェックシートを使っていたのですが、
    おっしゃるように、最短撮影距離付近でのチェックだと
    実用域と違いますよね。
    今まで、2階の窓から電柱の標識撮っていたのですが、
    見下ろす感じなので、標識を傾いて撮ってました。
    今回の記事で、
    >レンズとターゲットが垂直になるように
    とあるので、1階窓から標識撮るようにしようかな。

  3. iMovieさん、こんにちは。
    FA77のボケはやっぱりイイですね~
    FA Limitedは特別なレンズと感じる瞬間でございます (^^
    AFチェック用の装置は色々作りましたが、当面はこれでチェックです (^^
    電柱の文字でのチェックもいいですね。
    描写のチェックもそうですが、身近にあり常に撮れ、比較が出来るような物が最適です。
    私は50m離れた看板などがそうなのですが、iMovieさんは電柱ですね。
    電柱に+を書いたダンボールを貼り付けて下さい (^^
    最短撮影距離付近でのAFチェックは通常域との誤差が大きくてちょっと使えませんね。
    以前はそれでチェックしていましたが、遠景で合わないとか頻繁でした。
    なので、焦点距離×30倍へ変更したんですよ (^^

  4. こんにちは。
    なるほど~、これは参考になります♪
    焦点距離の30倍ですね。メモメモ・・・
    以前、看板や自販機を写してチェックしてましたが、
    前ピンか後ピンかわかりませんでした(^^
    ところで、調整のための撮影は三脚ですか?

  5. Jerryさん、こんにちは。
    参考になったようで嬉しいです (^^
    焦点距離の30倍は前後のピントも分かり易いので丁度良い落としどころだと思います。
    この距離でジャスピンに仕上げれば更に近距離~遠景までほぼ満足出来ると思います。
    鳥撮りに使うDA★300はシビアに20~30mの距離でチェックしてますけど (^^
    > ところで、調整のための撮影は三脚ですか?
    手持ちです (^^
    撮影時、前後に大きく揺れなければ手持ちで充分です。
    三脚を使って云々とか書いてあるのは最短撮影距離付近でチェックする場合ですかね。
    手持ちで等倍マクロをこなすJerryさんなら手持ちでも十分な精度が得られますよ。

  6. こんにちは!
    これがその方法ですね(^^
    とっても参考になりますぅ\(^o^)/
    今朝も素の70-200F4+40Dでリス撮りに行きましたが、
    目測でですがやはりピントは良い感じで、エクステ付けると
    前ピンであるのが分かりました。
    今度、このアイテム作って、厳密に合わせたいと思います(^^
    御礼申し上げます。
    AF微調整できるのは、5DⅡだけですがww
    家の前とかに、各レンズの指標とかつけておくと何かと良さそうですので
    会社からスチールテープ持ってきて、マークしておこうと思います(^^
    厳密な距離コントロールで思い出したのが、巨人の星の星飛雄馬が
    ボール一個分の壁の穴から、向こうの木の幹にボールを投げて
    一人キャッチボールをしていたシーン。。。
    「精密」というと、あのシーンを思い出しちゃいます(^^

  7. bluemさん、こんばんは。
    むははっ AFチェック装置大公開ですw
    手作り感たっぷりですが、良い仕事してくれますよ~
    bluemさんなりのAFチェック装置を是非開発して下さい (^^
    エクステ付けると前ピンってのは調整したいですね。
    素の状態とエクステを付けた状態で別々に調整できるのであれば良いですね。
    ちなみにペンタの場合は素の状態とFAFを付けた状態、別々に調整出来ます。
    これが出来ないとちょっとキツイですよね。
    わははっ 星飛雄馬が一人キャッチボールしてるシーン、思い出しますw
    それを川上監督が見て驚いていましたねwww
    懐かしいな~ (^^

  8. delphianさん、こんにちは。
    以前の記事へのカキコミ失礼します。
    delphianさんがご使用されているピントチェック装置ですが、
    箱に書かれている円の半径などを教えていただけませんでしょうか?
    フォーカシングスクリーンの中心に合わせるとおおよそ焦点距離×30倍の撮影距離に
    なるということで大変参考になりました~☆
    あと書かれている十字のマジックの太さまではあまり気にする必要ないでしょうか…
    最近カメラのピント精度が非常に気になりまして(**)
    スポットAFで合わせても、ファインダー上で僅かにモヤッとするので、
    MFピントがズレている可能性もありますが…

  9. 円の半径はマウントキャップでかたどりました。
    なので直径 6cmぐらいですかね。
    線の太さは 2mmでも 3mmでも適当でいいですよ。

  10. ありがとうございます!
    参考にさせていただきますm(_ _)m

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