FA77で睡蓮

20100805-1.jpg
K20D FA77mmF1.8 [ F2.4 1/750 ISO100 -0.5EV ]
先日久しぶりにFA77を使ってみました。
銘玉なのですが、272Eのおかげで持ち出し率がとても低いレンズになっています。
ポートレートやブライダル、ライブ撮影には最高のレンズですが、最短撮影距離70cmなので
小さな花撮りには使いにくいのです。

[ FA77で睡蓮 #2 ]
20100805-2.jpg
K20D FA77mmF1.8 [ F2.4 1/1500 ISO100 -0.5EV ]
花が大柄なスイレンだとハマるはずだと思い、これで撮影してきました。
ん~ いいですね~♪
272Eはとろけるようなボケと表現されますが、ペンタユーザーの中でとろけるボケと言えばFA77です。
272Eのボケも綺麗ですが、FA77はそれの上を行きます。
時々使うとこのレンズの良さがよく分かります。

[ FA77で睡蓮 #3 ]
20100805-3.jpg
K20D FA77mmF1.8 [ F2.4 1/2000 ISO100 -1.0EV ]
FA Limitedレンズはコンピュータで計算した光学設計をベースに、実写を繰り返して
描写の味付けがなされています。
時には派手なパープルフリンジが出ますがPhotoshopを使えば綺麗に消え去りますので
銘玉の地位は揺らぎません (^^

[ FA77で睡蓮 #4 ]
20100805-4.jpg
K20D FA77mmF1.8 [ F2.4 1/3000 ISO100 -1.0EV ]
FA Limitedはペンタユーザーで良かったと思わせるレンズ群です。
DA Limtiedはデジタル対応コーティングとコンパクトさを追究したレンズです。
FA77と焦点距離が近いDA70、FA43と焦点距離が近いDA40も持っていましたが、
FA77とFA43ばかり使うので、DA70とDA40はドナドナしてしまいました。
描写の美しさや味と言う点では FA Limitedの圧勝でございます。
FA77mmF1.8 Limitedはこんなレンズです。
http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/lens/index35_long.html#01
FA Limitedはこんなシリーズです。
http://pentaxplus.jp/focus/lens/002/index.html

——————- おまけ ——————-
Photoshopでパープルフリンジが消える実例です。
[ 処理前 ] を見ると奧の外灯周りに紫の縁取りがでていますね。
等倍表示だと相当目立つパープリンです (^^
[ 処理前 ]
20100805-5.jpg
[ 処理後 ]
20100805-6.jpg
フォトショのアクションにしてありますので、欲しいという方はコメント下さい。
——————- 追記 ——————-
フォトショのアクションをDL可能にしました。
zipファイルを解凍すると PS6で作成確認したものと CS3で作成確認し、CS5でも動作確認したものが展開されます。
効果はどちらも同じですが、アクション最後の統合処理に違いがありますので、コマンドがストップしない方をお使い下さい。
http://mj.plala.jp/dpn/software/ps-action.zip
一定期間後に削除しますので、DLはお早めに (^^

11 thoughts on “FA77で睡蓮

  1. こんばんは
    いつもコッソリ見せていただいてました。
    先日DFAMACRO100mmF2.8WRを購入したのですが、
    どうも開放付近のパープルフリンジに悩まされておりまして・・
    PhotshopはElements2.0しかありませんが、
    もしよろしければ、パープルフリンジ消えるアクションをいただきたいです。

  2. まぐかっぷさん、こんばんは。
    コッソリではなく堂々とご覧下さい (^^
    パープルフリンジは嫌ですよね。
    フォトショ用のアクションをDL可能にしましたので、記事の追記をご覧下さい。
    効きが弱い場合、いろいろとパラメータをいじれば消す事は可能なのですが面倒くさいです。
    ですので汎用的なまま使い、消えなかった部分は頑張ってレタッチして下さいね (^^
    このアクション、パープルフリンジには効きますが倍率色収差には無力です。
    倍率色収差は SILKYPIXでこれまた簡単に取れます。
    こちらの記事も参考にして下さい。
    http://limi-ranger.seesaa.net/article/132017693.html
    ん? Elements 2.0でアクション(と読み込み)は可能でしたっけ?

  3. こんにちは~(^^
    昨日の野生オヤビン、貫禄ありますね!
    キジバト界の「ドン」だと思います(^^
    FA77mmF1.8のボケ具合って、やはり272Eと違うものですね!
    非常に滑らかで、滲むように溶ける感じが堪りませんね(^^
    これは良いレンズです!
    私もマクロがメインになるのは、最短撮影距離。
    マクロが無い時代は、寄れる事への希求は無かったのですが
    寄る楽しみ、等倍の楽しみ、描写性を知ってしまうと、
    どうしてもマクロレンズがメインになってしまいます(^^
    パープルフリンジ。。。簡単に消えるんですね。。。
    知らなかった(汗)
    ソフトの威力って、凄いです。

  4. bluemさん、こんにちは。
    野生のオヤビン、なんだか逞しいですね!
    うちのオヤビンとは野生度が違います (^^
    FA77はヤバイレンズです。
    カメラへレンズを取り付けてのけ反ったのはこのレンズが初めてでした。
    バストアップぐらいの距離で美しい方を覗くとあまりの美しさに感激いたします (^^
    > 私もマクロがメインになるのは、最短撮影距離。
    そうなんですよね~ 私も一緒です。
    そのせいで272Eがメインになりましたが、人物撮影だとやはりFA77の方がいいです。
    ポートレート専用じゃないかと思うほど人物撮影に適していますね~ (^^
    > ソフトの威力って、凄いです。
    ホントですよね。
    レンズの弱点はソフトウェアで補えますね~
    素晴らしい事でございます。
    JPEG撮って出しに拘る人には理解不能だと思いますけど (^^

  5. こんにちは~^^
    4枚目のスイレンに1票!
    とおもいきや、1枚目の花の下の方の微妙なボケ加減は
    いいですね~。1枚目にも1票です!
    ペンタのレンズ、最近Shopや雑誌で意識して見ますが、本当に
    コンパクトで軽そうですね。
    単焦点もいろんな焦点距離が用意されていて驚きます。
    delphianさんは昔っからペンタ党ですか?
    それとも色々なメーカーを経てペンタに?
    パープルフリンジの修正は家に帰ってからゆっくり見せてもらいます。
    こういうの、すっごく嬉しいです^^;

  6. Jerryさん、こんにちは。
    私も1枚目と4枚目がお気に入りでございます♪
    ボケが柔らかで美しいですね~
    むははっ 昔からペンタは小型軽量ですね。
    アマチュアカメラマンを意識した物作りをしている感じです。
    DA40mmF2.8 なんて長さ 15mmで重さ 90gです。
    それでいて描写がいいんですよ (^^
    私が持っている DA21mmF3.2はそれよりちょっと大きくて、長さ 25mmで重さ 140gです。
    これでも随分軽いですよね~ (^^
    私のカメラ歴ですが、30数年前に PENTAX MX という機種から始まりました。
    途中88年頃のAFショックで MINOLTA α7700iを購入してペンタから浮気しました。
    更にOLYMPUSのE-10という機種も使いましたが、ちょいと満足できませんでした。
    やはりペンタのレンズが忘れられず、デジイチが発売されたのを機にPENTAXに戻ったんですよ (^^
    単焦点レンズも様々な焦点距離が用意されていますし、何よりもコンパクトで描写がよい。
    広角~標準の単焦点レンズでも手ぶれ補正が効くボディー。
    戻って良かったと心底思っております。
    パープリンのアクション、かなり使えますよ~
    クオリティアップに是非ご活用下さい。

  7. FA77、私の一番のお気に入りレンズです。
    後にも先にもこれ以上に衝撃を受けたレンズはないでしょう。
    もちろんDA☆300とか、FA31とか、
    FA77よりもすばらしい描写であろうと思われるレンズは他にもあるのですが、
    こうした驚きは過去最高のものとの差分になるので、
    よほどのことがない限り、この驚きを超えることは無いだろうと思うのです。
    FA77のインパクトはそれほど大きかったです。
    で、272Eを持っていない私は当然寄れないことに
    苦戦を強いられながら、FA77を使うのですが、
    先日のブライダル撮影でまさに本領発揮の場を得た、という感じでした。
    コンパクトさと、マクテレつければ等倍以上になるFA43のほうが
    最近では出番が多かったのですが、
    今回のブライダルや、当倍って意外と場面が限られているなってことで、
    FA77の使用頻度が上がってきました。
    今回のスイレンは#3がイチオシです(^^)
    こういうの大好きです。
    シチュエーションも好きですが、これぞFA77!って画が良いですね。
    レンズやカメラの弱点をソフトで補うのは賛成です。
    抵抗ある人もいるかもしれませんがNRだってソフトですからw
    なのでそれぞれが持つ弱点が、ソフト(プログラムや腕)で補えるものなのかってのは
    かなり重要ですね。
    むしろ全自動でやられてしまうより、その方が自由度があって長所にもなりえると思います。
    よく分からないままに選択したK20Dですが、
    最低限の価値観の置き方(画質最重視、ノイズは後処理で、動体は腕を磨くw)は
    間違ってなかったのがうれしいですね~

  8. ask-evoさん、こんばんは。
    FA77、ファインダーを覗いたとき私も衝撃を受けましたね~
    女神が宿ったレンズかと思いましたよ (^^
    DA★300の場合、ファインダーを覗いた時は良く写りそうな感触はありましたが、
    衝撃はほとんど無かったです。
    でも撮影後、現像した後に超衝撃を受けましたw
    これには神が宿っておりました (^^
    > 先日のブライダル撮影でまさに本領発揮の場を得た、という感じでした。
    そういう撮影でこそ真価を発揮するレンズですね~
    ブライダルだとFA77とFA31以外のレンズは必要ないと言い切ります! (^^
    > 今回のスイレンは#3がイチオシです(^^)
    ┏O)) アザ━━━━━━━ス!
    花もこれぐらい大きいとFA77が活躍するんですよね。
    女性と花は全てこのレンズで撮りたいぐらいボケが美しすぎます。
    > レンズやカメラの弱点をソフトで補うのは賛成です。
    ask-evoさんはその考えだと分かっておりました (^^
    RAW撮りもその一つですよね。
    現像ソフトの進化でより表現力が増し、美しく清潔な写真に生まれ変わります。
    JPEG撮って出しは怖くて出来ない体になりました (^^
    なのでカメラの仕上げ設定もデフォルトから触った事がありません。
    というか、仕上げ設定にはまるで興味無しですwww
    > (画質最重視、ノイズは後処理で、動体は腕を磨くw)
    完全に同意いたしますし、実戦しております (^^
    高感度に強いと評判のK-xですが、RAWレベルで比較するとK20Dと1段も変わりません。
    某掲示版ではノイズの優劣をJPEG撮って出し画像で比較していますが、
    RAWレベルで比べる人は少ないですね。
    それが一番重要なのに。

  9. こんにちは
    アクション公開ありがとうございます。
    Elements2.0で使えるかどうかは調査中です。。汗
    もしかしたらそのうちElementsの新しいの買うかもしれないので、
    今使えなくてもそのうち・・と保存させてもらいます。
    ちなみに倍率色収差のページもチェック済みです フフフ
    SILKYPIXも欲しいな~
    やっぱりPro版がいいのだろうか・・・予算がぁ・・

  10. まぐかっぷさん、こんにちは。
    Elemetnsでアクションが可能か私も調べてみました。
    Elements7から可能になったようですね。
    こちらでElementsへのアクション登録方法が解説されています。
    http://help.adobe.com/ja_JP/PhotoshopElements/7.0_Win/WS961FF412-5006-4364-B315-157662B1F7E9.html
    『Elements でサポートする機能を使用していれば、Photoshop で作成したアクションも実行できます。』
    とありますので、実行してみないと使えるか使えないか不明です (^^
    SILKYPIX、1万円プラスしてPro版を購入した方が良いと思います。
    ソフトにお金をかけるのはレンズを購入するのと同等ですので、
    快適&美しく処理できる方を選んだ方が後悔しません。

  11. 試してみましたがうまく読みこめてないようです。
    atn拡張子はElementsで認識してはいるみたいなんだけどなぁ
    来たる日(VerUPする日)に備えて保管させてもらいます (o _ _)o
    ソフトもいつになるか分かりませんが・・・
    諸事情で今コンデジも欲しい~ああ・・物欲は果てしなく

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