今回はレーティングやカラーラベルなどの属性です。
そこまで書かなくても良いのでは? と思いましたか?
LRはパッと見分かりにくい所に機能の ON/OFF があったり、お~! と思う様な便利な機能が表に出ていないのでございます。
よ~く探せば見つかるのですが、使っているうちに あ~ こんな所にあった! というのが良くあるのでございます。
使い始めた方には最初から便利に使って欲しいので、初歩の初歩から書きますよ~ん (^^
まずは昨日の記事で書き忘れたことを書きます。
[ 同期設定 ]
たとえば画像を複数選択して 野鳥 というキーワードを付けたとします。
デフォルトの状態だと複数選択した中のハイライトしている画像のみに 野鳥 と記録されます。
LRは 全体から複数選択し、更にその中の1枚が編集対象になっているんですね。
使い始めたとき、これにやられましたwww
複数選択して一括して何かをするためには図のスイッチを押し上げて自動同期状態にしないとダメなんですね~
これは現像モジュールでも同じです。
同じシーンを 5枚選択し、一括して WBを設定するとか、どれか1枚から設定をコピーして複数選択した画像へ設定をペーストするなど。
現像モジュール部分でもこのスイッチの存在をお忘れなく! です (^^
[ 隠れているフラグなど ]
プレビュー画面の右下には▼マークがあり、表示するコントロールのON/OFFができます。
最初から全部表示してくれればいいのに、何故か一部隠してありますw
グリッド表示とは別設定ですので、グリッド表示にした時にもこの設定を確認して下さい。
[ 表示ON後 ]
並び替えとカラーラベルを表示させました。
私はレーティング(★の数)は殆ど使いませんが、フラグとカラーラベルは使用頻度激高です。
フラグは×マーク(除外)しか使っておりません。
これがついている写真は折を見て集め、一気に削除されます。
つまり FSIVで選択して取り込んだものの、やっぱり要らないとなった写真です (^^
カラーラベルで使っているのは赤と黄色の2色です。
現像したら黄色に設定し、ブログへアップしたら赤へ設定します。
こうするとまだアップしてないとか記事にしていない写真が一目瞭然なのでございます。
意味づけをして使うと便利なのがこれらの属性ですね。
投稿予定には緑や青を付けるってのも良いかもしれません (^^
[ ショートカット ]
これらには全てショートカットが設定されています。
レーティングは 1~5、カラーラベルは 6~9 の数字キーが割り付けられています。
フラグには A U X Q が割り付けられており、Xで除外(×印)したり Uで元に戻したりしております。
慣れるとマウスでクリックするよりもスムーズに属性が設定出来る様になります。
各機能のショートカットキーはメニューを辿ってみれば分かります。
で、Xキーだけがちょっと不満。
現像モジュールで Xキーを押すとトリミングの縦横切り替えになるのです。
時々間違えてしまうので、現像モジュールは Shift + X にして欲しかったな~
[ 属性で絞り込み ]
前記事ではメタデータでの絞り込みを紹介しましたが、こちらでは属性での絞り込みです。
グリッド表示にして属性をクリックするとこの様な絞り込みコントロールが出てきます。
図の例は レーティング★3つ以上で赤と黄色のカラーラベルが設定されているという条件で絞り込んだもの。
≧のアイコンをクリックすると★★★だけとか★3つ以下とか条件が変えられます。
LRは画像管理ソフトとしてもメチャクチャ優秀ですね。
痒いところに手が届く機能満載でございます。
明日からはようやく現像機能になりますがその前に (^^
[ カラースペースの設定 ]
環境設定にあるこの設定、知らないとハマりますw
Webアップが目的ならデファクトスタンダードである sRGBへ設定した方が良いでしょう。
この設定をしておかないと困るのは LR + フォトショップ で運用している方だけですかね。
LRから JPEG出力する方は書き出しのダイアログで設定すれば良いのですが、Ctrl + E でフォトショップと連携出来る環境の方はこの設定をしておかないと ProPhoto RGBで渡されてしまいます。
受け取ったフォトショップ側でプロファイルを変換すれば良いのですが、忘れてそのまま JPEGへ保存するとブログではとんでもない色で表示される事になるかもしれません。
ワタクシ、LRからフォトショへ渡してレタッチし、JPEG出力してFSIVでチェックしたときにぶっ飛びました (^^
[ サンプル画像 ]
この画を LRでカラースペースを変えてフォトショへ渡してみます。
[ スクリーンショット ]
左上: LRのスクリーンショットとヒストグラム
右上: フォトショのスクリーンショットとヒストグラム ProPhoto RGB
左下: フォトショのスクリーンショットとヒストグラム AdobeRGB
右下: フォトショのスクリーンショットとヒストグラム sRGB
画面上では色の違いは分かりませんが、ヒストグラムが変わってますね。
カラースペースは変更せず、そのまま JPEG出力します。
私のPC環境は sRGBで統一していますので、LRは sRGBで出力しました。
※LRのカラースペースは ProPhoto RGBで、これは変更できません。
[ FSIV CMS-ON ]
出力された JPEGを FSIVで確認しています。
CMS(カラーマネージメントシステム)が機能しているとどの画も OKです。
埋め込まれた ICCプロファイルをちゃんと反映してトーンを表現しております。
FSIVは CMSへ対応したビューワーで、設定で ON/OFFを切り替えられますが、対応させると動作が遅くなります。
[ FSIV CMS-OFF ]
CMSを切って比べるとこうなります。
sRGB環境で ProPhoto RGBを見ると色が沈み鮮やかさが全くありません。
AdobeRGBも淡泊なトーンになってしまいます。
CMSに対応していないビューワーやレタッチソフト、ブラウザで見るとこうなるのですね。
ProPhoto RGBは Adobe RGBよりも広い色域を持っているので、LRで調整、フォトショでレタッチ、その後に WEB用に sRGB変換という流れが作れるなら ProPhoto RGBのままでも良いと思います。
でも・・・ 変換するのを忘れるんですよね。
なのでワタクシは sRGBへ設定してあります (^^
[ Amazonで安く購入できます ]
左から 通常版 アップグレード版 乗換え/特別提供版 学生・教職員版
確かに!!
LRは「何この小さなボタン???」とか「そんな機能どこにあんの??」とか多いですよね。
今日もお勉強になりました。
と言いたいですが、K-5とトマホークは再度里帰りです。
ワタクシのK-5はトマホークとの組み合わせの時に限って故障が起きます。
ちょっと考えますね。
K-7は3年近くノートラブルなのに・・・
マウント変更を真剣に考えましたが、他社って魅力あるボディが無いんですよね。
現行モデルで良いなと思えるのもSD1ぐらいですし。
ちゃんと治って帰ってきてよ~
こんばんは
奥が深いなぁ
自動同期のボタン(?)は気が付きませんでした。
いつも「なんか不便だなぁ」と思いながら作業をしていたり(^^ゞ
いつもあるボタンとかは、たいてい押してみたりしていたんですが、モードによって出たり消えたりするボタンに気づいてなかったんですね^^;
おはようございます(^^
フォトショもそうですが、隠しスイッチみたいの多いですねw
こうして細かな設定が出来るのは、アドビらしくて好感が
もてます♪
と言いつつ、仕事に追われてまして、未だ何も出来てません(>_<) 再来週になると平常に戻れそうなので、やってみて解らないトコは 雑談所にお邪魔します(^^ DSP5。。。使わなくなるかな。。。
やばいっ
ちょっとサボってたら講義がめちゃくちゃ進んでる… orz…
やぁばぁいぃぃぃぃぃぃ~っっ
pentaZ-5pさん、こんにちは。
LRはあっちこっちに秘密がありますよね (^^
これなんだ? って思ったのはとりあえずクリックしてみないとですw
うっは~~~ 再修理ですか~
お気の毒に。
ワタクシの DA★300 + K-5は 2台とも絶好調何ですけどね。
次こそはちゃんと直れよ~ ですね。
shangさん、こんにちは。
奧が深いというか、目立たない機能を作りすぎですw
1度覚えれば大丈夫なのですが、最初から使わせてくれよ~ です。
ま、マニュアルを読まないのがそもそも悪いんでしょうけどね (^^
そそ、モードによって出現したり消えたりですよね。
現像モジュールの同期スイッチもそうですw
複数選択するまで出てこないですよね (^^
bluemさん、こんにちは。
隠しスイッチ多すぎますw
気付かないと一生使えないかもしれないですよ (^^
DSP5ですが、もしかしたら使わなくなるかもしれませんね。
でもどちらも良いソフトなので、LRから DSPへ飛ばすセッティングを作れば良いだけかもしれません。
後の記事で LRで管理しつつ DSP5でも現像出来る環境の設定を紹介いたしますね。
あんなちゃん、こんにちは。
わははw 読み返せばいいじゃないw
ゆっくりと進行しているので、大丈夫だよ~ん♪
ありゃりゃ、カラースペースの設定などしないまま、Lr4.1からCtrl+Eでフォトショに渡して現像~Jpeg保存してました。
昨日と今日UPしたブログ記事がそうですが色は大丈夫だったような・・・
ひょっとしてCMS非対応のブラウザで見るとおかしいのかも。
こういうことって教えていただかないとわからないですね(^^;
Jerryさん、こんにちは。
LRでカラースペースの設定をしなくてもフォトショ側で受け取るときに自動変換する設定になっていれば sRGBで保存されていると思いますよ。
具体的にはこれ
http://mj.plala.jp/dl/2012-05-29_160653.jpg
編集 → カラー設定 でダイアログを出してチェックしてみて下さい。
明日の記事のおまけで良いキャプチャーソフトの紹介をします。
出来上がったキャプチャー動画はそのまま Youtubeへアップできますよ (^^
すごく詳しく丁寧な説明、ありがとうございますm_m
なんとなくわかるけど、やっぱり難しいw
フラグとかカラーラベルとか使った事ないけど
使えると便利なんですね~
自動同期ってのもいつか役に立つかも、って思って
読みました^^
pattanさん、こんにちは。
難しいですか? (^^
でも使い込んで行くと なるほど~ となるんですよ。
もうちょっと使い込んだら役に立つかもしれませんね。
いつか読み返して下さいな (^^
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
LRの管理機能をまったく使いこなせていませんでした。
秘密基地で勉強させていただきます。
photogenic blueさん、こんばんは。
あら? 主に現像機能を使っていたのですか?
勿体ないですよ~
LRは現像機能も素晴らしいのですが、管理機能は他ソフトの追従を許さないほど優れていると思います (^^