レポート #4 はダイナミックレンジについて。
測定のための専用の機器や評価するソフトが無いため、感覚での評価になります。
結論から言うと K-5IIs比でダイナミックレンジも落ちていると感じております。
暗部の階調に余裕が無いというか。
[ サンプル ]
たとえばこの写真に +2EVの増感処理をしてみます。
[ K-3 vs K-5IIs ]
暗部のクロップです。
右の K-5IIsと比べると暗部の階調に滑らかさが無い様に感じます。
普段2EVの補正なんてやらんだろう と言われるかもしれませんが、それは世間知らずと言うもの。
空を飛ぶ鳥の暗部持ち上げ(シャドウの調整含む)など日常茶飯事であり、+2EVは極端にしても
それに近い値の増感は頻繁に行います。
プラス補正して撮れば? ごもっともですが、空が飛んで画が終わってしまいます。
[ ヒバリシギ ]
24Mセンサー、精細さは素晴らしいのですが、落ちた高感度特性と狭くなった
ダイナミックレンジが残念だと思います。
丁寧に仕上げようと思ったらレタッチ耐性は少しでも高い方がいいですからね。
感度特性に関して、K-7当時を思い出します^^;
しかし、あの時の低感度特性は画素ピッチではなく、
CMOSからの読み出し方式に起因していたと、どなたかの解説で記憶しているので、
今回とは要因は異なりますが^^;
ただ、どちらにしても新しい世代に移る時には
少なからずこうした試行錯誤を経て熟成されて行くんでしょうね。
特に今回はK-5センサーが、素性、チューニング合わせて素晴らしい出来だったので、
なおハードルが高かったものとは思いますが。
なので、素材をどうやって調達するかはありますが、
比較対象をK-5Ⅱsだけでなく、同等クラスの他メーカーとも比較したいですね。
巷に転がっているのはJPEGばかりなので、難しいですが^^;
というのも、はっきり言って比べる相手が悪いw
後継機なので、比較されるのは避けられないのですが^^;
ask-evoさん、おはようございます。
K-7の時は高速読みだしをするために 4ch化したのがノイズ増の
原因とか言われていましたね。
お書きの通り、ペンタにとって 24Mセンサーは新しいデバイス
ですから、試行錯誤の段階なのでしょう。
K-5IIsからの移行は次の機種で改善してくるのを待ってからに
なりそうです。
おはようございます(^^
地上に降りたサシバ、格好良いですねぇ。
私もK-3はスルーですが、この後の熟成が
とても楽しみな機種であるのは間違いありません(^^
暗部も使えるようなものになると、鳥ミングでより距離を
得られる事になりますからね。
進化の過程を楽しみにしたいと思ってます。
そうそう、ミユビシギ撮ってきましたよ(^^
やっぱ可愛いっす♪
光の暗いところの限界がはやいと考えてよいのでしょうか?
ここにきて私の今の関心は、24Mセンサーを搭載したままで、
今回のレポートの負の部分がどれだけ改善されるのか、
ペンタの技術を見守りたい気持ちです。
まさかに、K-3と銘打ったままで16Mに戻すことはありえないでしょうから。
何事も試行錯誤ですね。
そして、(ユーザーの)声に素直に耳を傾ける。
開発って人生そのもの(おおげさ?)のあり方と似てますね~
bluemさん、おはようございます。
滅多に見ない地上のサシバです。
やすたろ~さんと探鳥しているときに見かけたんですよ。
K-3は後継機が楽しみになりましたね。(画質面で)
メカは素晴らしいので、これで画質がよくなれば鬼に金棒。
ペンタならやってくれるでしょう。
お、ミユビちゃんと戯れてきましたか。
カワイイ子ですよね (^^
やすたろ~さん、おはようございます。
K-3の機種名で 16Mに落とすのがダメならば K-5IIIsを出せばいいですね。
メカは K-3で、センサーは K-5IIs。
これなら食指が動くな~ (^^
K-3はちょっと、それこそ世間知らずな値付だったと思います。
ファンに過剰支出を甘えるような感覚はどうなのかと。
K-5Ⅱsの当時価格と3万円高位のスタートなら、一長一短、結構、皆、許せただろうに、というか、バシバシ飛びつく方があっただろうに。
とんでもなく値引きしてからだと動かない、でも、動き始めるとしぶとい、なんて、K-01は決して成功体験ではないですからね(結果論で種まきのようになったけれど)。
潜在ファンは思っているより多いのだから、冒険もどきしかしない既存大手へのアンチも多いのだから、HDにしただけの大幅値上げとかと一緒に、考え直して欲しいものです。
タックル&シュートさん、こんばんは。
私は K-3の値付けは世間知らずだと思っておりません。
機能に見合った価格だと思いました。
私の用途では画質が納得レベルには無かったのですが、
風景などを撮る人はあの精細さが魅力だと思いますし。
店頭で持ったとき、ファインダーを覗いたときの第一印象は、それはそれは、抜群だったのは覚えています。
新宿を2~3時間ぐるぐるまわって、考えて、閉店まであともう少し時間があれば、初値で買ってしまうところでした。
でも、横に置いてあった大判の作例が、もう、ダイナミックレンジの狭さを感じさせるもので、いやいやそんなはずは、それでも確かにこの眼には…そんな葛藤をやっていました。
思い切って買っていたら、裏切られた気持ちになっていたかな、やっぱり。
メカは進化、画は若干の退化。私の感想はこんな感じでした。
最終的に得られる画が納得できないと買えないですよね。