Lightroomの B&Wがインテリジェントな件をかいてみる (^^
日常から Lightroomや ACR ( Adobe Camera Raw ) をつかって B/W化している方は
ご存じの内容だと思います。
私は先日気付いたので記事にすることにしました。
普段 Lrで B/W化をすることは無く、Silver Efex ProというフォトショップのプラグインでB/W化
しております。
なので気付きようが無かったのでございます。
Lr使いの常識でしたらごめんなさいです (^^
Lightroomで B/W化するには [ HSL / カラー / B&W ] にある B&Wをクリックします。
すると即座に B/W化されて表示され、その後に露出やコントラスト等を弄る事になるわけです。
その B&Wをクリックした直後の画が次のスクリーンショットです。
※彩度を -100にして B/W化する方法は今回の話題から外します
[ B&W ]
カラー毎の数値がバラバラ (^^
どうやら原画のカラーバランス等を解析し、適切な B/Wになるようカラー毎のトーン補正を自動で
行っているようです。
左上2枚が K-mで、残りは K20Dのサンプルです。
同じ機種で同じアングルにして撮っても、露出が変わればカラー毎の補正値も変わっています。
裏でこんな事をしているとは思いもしなかったので、これには驚きました。
トーンが変われば補正値が変わるという事が分かったのが次のスクリーンショットです。
[ WB変更 ]
左が撮影時の設定で、そのまま B&Wを押したもの。
色温度を 5000Kから 5500Kへ変更すると [ 自動補正 ] がクリック出来る様になりました。
つまり全体の色調が変わったので自動補正してはいかが? と Lr(ACR)が提案してきたわけです。
で、それを押してみると補正値が変わりました。
うむ~ Lr(ACR)やるな~
これは色温度と色かぶり補正が変わったときだけ自動補正が出来る様になります。
露光量など露出に関するパラメータを弄っても自動補正の機能は有効になりません。
つまり、自分で露出を弄ったんだからトーンはそのままなんでしょ? と言っているようです。
面白いですね~
たとえば B/W化のプリセットをどこかからダウンロードしてきてそれを適用したとします。
(自分で作成したものも含む)
するといきなり自動補正がクリック出来る様になります。
これは当たり前ですね。
プリセット作成に使った写真とはカラーバランスが違うのですから。
B&Wのコントロールを触らずに、他のパラメータで画作りしているのであれば自動補正させる。
B&W部分のパラメータでトーンを作っているのであれば自動補正してはダメ。
ダウンロードサイトにそういう事まで書いてあるかな。
Lrのプリセットをダウンロードして使った事が無いので分かりません。
ま、そこまで厳密にトーンを再現する必要はないか (^^
ここで気になるのが SILKYPIXや Silver Efex Proがどうなっているのか。
これは分かりませんね。
はたしてこの様なインテリジェントな処理を行っているのでしょうか。
してない気がするな~ (^^
[ おまけ ]
プラグインが使えるレタッチソフトをお持ちの方用にフリーの B/W化プラグインを紹介しておきます。
http://www.photo-plugins.com/Plugins/Plugins/B-W-Conversion.html
フリーなのに思ったよりも細かい設定ができるプラグインです。
32bit版しかありませんが、JPEG撮って出しの方だと役に立つでしょう。
こんばんは^^
fmfm
面白い検証有り難うございました。
LRを使ってますが、ネットで拾ってきたBWのプリセット以外を使ったことが
なかったですし、こういう部分に気がつかない(気が回らない)一般ユーザーw
なので、検証することすら思い浮かばなかったですね(^▽^;)
こうやってみると、さすがAdobeという事になるんでしょうか。
デザインの世界で長年生きてきたのは伊達ではないと。。。
おっしゃる通り、他の現像ソフトがどんな処理をしているのか興味ありますね。
Apertureは試用期間がとうの昔に切れてるなぁ(^▽^;)
shangさん、おはようございます。
fmfmって面白いw
どこかで使っちゃお~ (^^
LrやACRでB/W化することが無かったので、このセクションは見逃しておりました。
Lrの探検は済んだと思っていたのにw
普段は自分で作った補正用のプリセット以外使わないので全く気付きませんでしたよ (^^
さすがアドビって事になるんでしょうね。
アドビが提案する B/Wの基本トーンはこれだ! ってアピールかなw
おはようございます。
Lrのインテリジェント機能、B/Wプリセットを色々ネットからダウンロード
しているので、ある程度知識としては持っていました。
ただ、体系だって理解しているわけではなかったので、今回の記事はとても
参考になります。
B/Wのプリセットですが、プリセットの中に、自動修正まで面倒見るものも
ありますね。
チュン♩のデーターベースにある「onOne PerfectPresets」
ここに、例えば、「wow-d_BnW_00_Auto」というプリセットがあるのですが、
これは自動修正まで行っています。
ここのプリセット、Autoと付いているものは、何らかの自動処理が行われて
いますね ^^
今回の記事で思ったことは、まったくわからない初心者がモノトーンの現像
をしたい時、Lrはとても良いツールだということです。
>原画のカラーバランス等を解析し、適切な B/Wになるようカラー毎のトーン
補正を自動で行っている
ここまでしてもらえると、まぁ~モノトーンの写真として見栄えのよいものが
出てくると思います。
また、先人たちの知恵が垣間見えるプリセットで、白黒ミックスのパラメータ
の状況が解るので、参考になるんですよね。
ここの状態がある程度みえてくると、Photoshopのプラグインでも、弄れる
ところの理解が深まるかなぁ~
今回の記事で知識が深まりました。
ありがとうございます。
連載が楽しみです ^^
iMovieさん、おはようございます。
プリセットをダウンロードして使った事が無いので、全く分かりませんでしたw
チュン♪の置き場にあるのも一度は取り込んだものの自分で作った方が楽しいので
すぐに削除しちゃったしwww
そっか。 Auto処理も出来るのですね。
それなら作者の意図通りに再現できるはずですね。
先ほどエレメンツのACRをチェックしてみました。
なんと! HSL系が無い!w
当然 B&Wも有りませんでした。
制限有りすぎですw
こんにちは(^^
ほほ~、インテリジェントB/W処理なんですね。
あんまりB/Wもしないので、このやり方でって決めてたりしないんですが、
カラーで現像してPhotoshopの「色相・彩度」でRGB別に調整してB/W化したりしていました。
記事で紹介されているLrの[ HSL / カラー / B&W ] ってコマンドはCS5のACRにもありましたっけ?
家に帰ったら確認してみます(^^
Jerryさん、こんにちは。
ACRにもちゃんと備わってますよ。
HSLタブにあるグレースケールにチェックを入れると B/Wになります。
B&W = グレースケール です。
http://mj.plala.jp/chun/aniki/2012-01-25_124913_cr.png
で、グレースケールへチェックを入れると画像解析して調整値がセットされます。
プラグインに備わっている色感度と同じなので、ここで色毎にトーンを
変更する感じ。
で、色温度を変更するとやっぱり自動補正が有効になるはず。
Lr = ACR は健在ですね (^^
こんにちは(^^
Adobeはさすがですね♪
画像処理の事を真面目に研究してると、つくづく感じます。
商売も上手だけどw
こうして拝見してるとB/Wへの皆さんの反応が強くて
やはりそれだけ、普段やってなくても関心があるものだというのが
分かりますね(^^
三女が学校で使うからと「0歳頃と2歳頃の写真を頂戴」
って言ってるのですが、B/Wでセピアカラーで渡そうかとww
あるいはTopazAdjustでモリモリ写真にしたりとか(^^
完璧に怒られると思いますがw
bluemさん、こんにちは。
さすがアドビって感じでした。
B/Wにもこんな仕掛けを用意していたとは! です (^^
そういえば B/Wの記事になってアクセス数が微増しているような・・・。
関心が高いんですね。
変なこと書けないなwww
がはw 三女ちゃんの写真、ノスタルジック仕上げでもたせてあげて下さいw
殴られると思うw グーでwww
色温度を下げたら、自動補正が現れるってすごいですね。
グレースケールにチェックを入れるとB/Wになる、ってのも
知らなかったですww
それにしてもB/Wになるようなカラー毎のトーン補正、
人の目でちゃんと区別できる、というか追いついていけるのかな。
何だかすごく繊細な世界のような気がしてきましたwww
pattanさん、こんにちは。
そそ、自動補正には驚きました。
賢く B/Wの設定をしていたんですね (^^
カラー毎の補正はですね、拘ると触り出すコントロールです。
たとえば風景写真。
空を少し明るくしたいとか、暗く落として迫力を出したいとか。
そんなときは青のコントローラでグレーの濃度を調整するんですよ。
怖がらずに思いっきり動かしてみると動きがよく分かります。
Lrならヒストリーを戻し、ACRならメニューから Camera Raw初期設定を選択。
これで編集は無かったことになりますので、気軽に楽しんでみて下さい。